【池袋カフェ5選】2024年最新レポート!様々な”色”が溶け込む街の魅力を感じて
これまでにも何度かご紹介している池袋。
新宿、渋谷と並んで3大副都心の一つとされ、
東京都民はもちろん埼玉県民にとっても欠かせない人気のエリアです。
近年は外国人からの人気も高く、秋葉原が男性のオタク文化を支える街だとすると、
池袋は女性のオタク文化を支える街だとされることも。
そんな、物理的にも文化的にも、さまざまな人が行き交うからこそ、
実現されている池袋だから体験できる数々のカフェの中から、
今回も個性のあるカフェをご紹介していきます。
いずれのお店も全く雰囲気が異なるものの、
どこか大人向けなお店になっているので、休日のひとときだけではなく、
平日など日常使いのお店としても、ぜひ参考にしてみてください。
以前にご紹介した池袋編の動画はこちら。
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■動画で確認したい方はこちらから
1. OLD
ポップでカラフルなだけじゃない!
こだわりの進化系ドーナツ、パンが20種類以上並び、
元気をチャージしてくれる注目のカフェ。
ふわふわでモチモチの生地が特徴の「生ドーナツ」が大人気のこのお店。
その秘密は2年という時間を費やしてやっと完成したこだわりの生地にあります。
北海道産キタノカオリと種子島産サトウキビ、
そこに熱を加えても水分を保ちやすいかぼちゃを練り込みます。
そして低温で熟成させること12時間。
「生」ドーナツを実現するためのふわもち食感が完成します。
「新鮮なうちに味わってほしい」と賞味期限は当日中。
油を落としているので見た目より軽い食感で何個でも食べてしまそう。
時間が経っても美味しいのでテイクアウトして目の前の公園で楽しんだり、
お土産に買いに来る人達もたくさんいました。
実際にテイクアウトしてみたのですが、食べた時しっかり美味しさが感じられましたよ。
このお店は、自然派ビストロRacinesでドーナツを学び、
その後キッチンカーを始めた社長の斉藤さんが、
「いつでも遊びに来てもらえる場所を作りたい」と2023年12月にお店をオープン。
店名の『OLD』は、映画『華麗なるギャツビー』の中で、
レオナルド・ディカプリオが繰り返し口にする「old sport=友よ」から取っているそうです。
店内はナチュラルで開放的な明るい雰囲気。
左側にはカウンターやテーブル席や窓のそばにはソファ席もあり、
右側にはできたてのドーナツやクロワッサンなどがずらりと並んでいます。
壁にはポップアートも飾られていてとってもおしゃれです。
ドーナツはシンプルなOLD生ドーナツが一番人気。
ふわもち生地にドーナツシュガーがまぶしてあります。
ちょっとユニークで気になってしまう種類を紹介します。
まずは「MODEシリーズ」。ドーナツ生地にミラー装飾を施しています。
ホワイトチョコをベースに「グラサージュ」という手法で作るんだとか。
「BLUE BIRD」はオリジナルチョコミントをミラー装飾し、
表面に光沢を持たせています。
ディズニーアニメから着想を得たという幸せの青い鳥、です。
そして「炭シリーズ」。天然の国産竹炭をドーナツの生地に練り込んだり、
ラテに使用し白黒のコントラストが面白い「クジラテ」として楽しめます。
炭は体に良いと言われ、天然のミネラルが豊富でデトックス効果もあるそうです。
最後に「シュプリームクロワッサン」。
社長の斉藤さんはパン職人でもありプレーンのクロワッサンも美味しい。
さらに、丸太を切ったような形のクロワッサンにチョコレートがたっぷりとかかっている。
少しかじってみると、中からどろっとたっぷりのクリームが出てくるのが、
シュプリームクロワッサンで、このお店でも人気メニューです。
他にも、お腹を満たしたいときは食事系ドーナツもおすすめです。
カレーやスパムサンド、ソーセージロールなんかもあります。
この日に注文したのは、カフェタイムにぴったりのDDD MEALです。
ドリンク付きで、DD=お好きなドーナツ2つを自由に選べ、
食事系と甘い系を組み合わせても、とことん甘い系を味わってもOKです。
種類が多くてその日の気分で選べるのも楽しい、満足感たっぷりのお店でした。
<<DDD MEAL>>
1,300円(税込)
営業時間:9:30-19:00(ドーナツ完売次第閉店)
定休日:月・火(月により変動)
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:
JR池袋駅より徒歩5分
座席:7席
電源:あり
Wi-Fi:あり
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎
2. e.a.gran 西武池袋店
駅から近くお買いものや仕事の前後に立ち寄りやすく、
本棚に囲まれた落ち着いた雰囲気のカフェです。
三省堂書店のすぐ横、人通りはあれども静かで人目は気になりません。
本を買ってそのまま読書する人、
電源やWi-Fiや広いテーブルがあるので作業する人、
ゆっくりおしゃべりを楽しむ人もそれぞれの時間を過ごしています。
アニメや小説をテーマにした限定メニューを、
三省堂書店とコラボして提供していることもあります。
このお店は「日常の中の上質」がコンセプト。
朝の美味しいコーヒーから活気あふれるランチタイム、
ティータイムにはパティシエこだわりのケーキやフレンチトースト、
ディナータイムには厳選したアンティパストとアルコールをと、
それぞれの日常の中に「上質」と「居心地」を提供したい、
という想いで西池袋に2021年7月にオープン。
他にも横浜や千葉、川崎にもお店があります。
季節を感じられるオリジナルドリンクや、
手軽に楽しめるいつものブレンドやカフェラテ、
ハンドドリップで提供されるスペシャリティコーヒーも楽しめます。
モーニングやランチタイム、軽めの夕食におすすめなのは、
オリジナルのサンドイッチやスープたち。
サンドイッチはトーストタイプとバケットタイプがあります。
半熟卵をまるまる一個挟んだ「黒トリュフ薫る半熟卵のサンドイッチ」や、
断面の色のコントラストが美しい「ローストポークと野菜のサンドマスタードソース添え」などもおすすめです。
セットに付いてくるスープは日替わりなのでお楽しみに!
そしてティータイムにピッタリなのは、
自家製奥久慈卵の和三盆プリン、プルーベリーの焼きタルトや、
アップルパイなどパティシエこだわりのスイーツたち。
メゾンカイザーのパンで作る季節ごとに変わるこだわりフレンチトーストも、人気の一品です。
この日は、ハーフサンドイッチとスープセット(ドリンクセット)を注文。
どちらも具沢山でボリューム満点で、
食後にドリンクをゆっくりといただきながら、しっかりとパワーチャージできました。
<<ハーフサンドイッチとスープセット(ドリンクセット)>>
1,520円(税込)
営業時間:10:00-22:00
定休日:不定休
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:池袋駅から徒歩1分
座席:約30席
電源:あり
Wi-Fi:あり
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎
3. COMFORT Stand 池袋店
忙しい毎日にふらりと立ち寄って気持ちをリセット!
駅近で便利なちょっと大人な雰囲気のコーヒースタンド。
ビルの1階、大きなガラス窓とシンプルでおしゃれなお店のロゴが目印です。
中に入ると、空間そのものが広々としていて、大きな窓もあるのでとても開放的。
シンプルでナチュラルなインテリアが居心地の良さを感じさせてくれます。
座席はカウンター、テーブル席共にとてもゆったり配置されていて、
一人でも安心してくつろげるのも嬉しいです。
このお店は都内で「メゾンサンカントサンク」などの飲食店を運営する丸山さんと、
熊本の新鋭スペシャリティコーヒーロースター「And Coffee Roaster」の山根さんのコラボレーションで生まれた「新しくも懐かしいコーヒースタンド」です。
誰もが気軽にのぞいてみたくなったり、立ち寄ってみたくなるお店を目指したとか。
都内に3店舗と福岡にもあって、ここ池袋には2023年12月にオープンしました。
メニューは身体にも優しい本当にいいものを厳選。
一番のおすすめは熊本や静岡からも届くスペシャリティコーヒーで、
バリスタがハンドドリップで丁寧に淹れてくれます。
嬉しいのは、カフェラテでも豆を選ぶことができること。
豆によってどんな違いが生まれるのか少しづつ試してみたいところです。
お供には、定番のクロワッサンやシナモンロール、
お店で作る自家製のパウンドケーキやキャロットケーキも人気です。
また武蔵境のショコラティエとのコラボのカヌレやチョコレート菓子や、GREEN POST MAFFINからやってきたグルテンフリーのビーガンマフィンを合わせることもできます。
マフィンたちはサイズが大きく見た目もとってもカラフルです!
この日は、このお店の開店以来変わらず不動の一番人気、
「トリプルチーズトーストセット」を注文しました。
厚切りの食パンをてんこ盛りの削りチーズが、ふかふかの雪山のように覆っています。
その下にはさらにたっぷりのとろけるチーズはのせてあり、チーズ好きにはたまりません。
トーストはカリッともっちりとしていて美味しいですし、
そんなに重たくなく、一枚ペロリと食べてしまいました。
セットのドリンクは好きなものを選べます。
こだわりのスペシャリティコーヒーや豆が選べるカフェラテもおすすめです。
<<Cheese Toast Set>>
1,100円(税込)
営業時間:7:30-17:00
定休日:土日祝
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:
J R池袋駅より徒歩1分
座席:24席
電源:あり
Wi-Fi:あり
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎
4. HANABAR
花を「味わう」贅沢な体験を。
季節のドライフラワーに囲まれながら、心癒される時間を過ごしませんか。
ドライフラワーアーティストがデザインした小さなカフェバー。
店内にはどこを見ても温かい雰囲気のドライフラワーたちと、
アンティーク調のインテリアが施されてた空間が広がっていて、
まるで映画の中に入り込んでしまったかのような錯覚を覚えます。
内装はほとんどがオーナーの手作り。
メインになるカウンターにもタイルが美しく張られていて、
シックでありながらもカラフルで素敵なカウンターは、
手間暇を感じ温かみも感じることができます。
この店は、花を視覚で愛でるだけでなく「五感を使って」味わってほしい、
視覚だけじゃなく味覚でも楽しんでほしい、
という店主さんの想いに溢れています。
もちろんBARというだけあって、
選りすぐりのクラフトビールやワイン、ウィスキーもあります。
それでもやっぱり人気はあるのは「お花のカクテル」です。
こだわりは、お花を閉じ込めた氷を使い、
お花の色をイメージさせるカラフルなカクテルの上に、
さらに可愛いエディブルフラワーがあしらわれています。
ピーチとポップコーンが香る「ポップンピーチ」や
3種のベリーと柑橘が織りなすキュートなカクテル「オプティミスト」など
様々。ノンアルコールでも作ってくれるので安心です。
カフェタイムには、
限定ランチとお花のクリームソーダ。そしてお花のマフィンが人気です。
お花のクリームソーダは、お花のカクテルと同じように、
美しい色合いのソーダの上にたっぷりのバニラアイス、その上に季節のお花が飾られ、頂くのがもったいない!と感じてしまう美しいドリンクです。
そしてお花のマフィン。
エディブルフラワーとハーブを載せたしっとり食感で、
花や野菜の色素を使って色付け。
チョコレートのデコレーションで幻想的な色彩を表現しつつも。
身体に優しいのは嬉しいポイントですね。
この日は、
お花のクリームソーダ(アイマツリカ)と
お花のマフィン(シナモン無花果とカルダモン)を注文しました。
アイマツリカのアイは藍、マツリカは茉莉花(ジャスミンの和名)。
ソーダはジャスミンの香りがふんわりと感じられ、
すっきりとした爽やかな味わい。
アイスが溶けていき徐々に甘味が増していく、
味の変化が楽しいドリンクでした。
そしてマフィンは、スパイシーなシナモンと上質のカルダモンの甘い香り。
ナッツの心地よい食感が楽しめました。
優しい甘さと美しいビジュアルにうっとりしながら大切に頂きました。
<<お花のクリームソーダ(アイマツリカ)>>
1,100円(税込)
<<お花のマフィン(シナモンといちじく)>>
580円(税込)
営業時間:11:30-23:00
定休日:不定休
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:
J R池袋駅より徒歩5分
東京メトロ池袋駅より徒歩3分
座席:14席
電源:なし
Wi-Fi:あり
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎
5. 梟書茶房
ちょっとユニークなブックカフェで、
珈琲片手に、ゆったりと知的な自分時間を。
このお店は、よくあるブックカフェとは一味違うユニークな仕掛けがたくさんあるのが魅力。
まず一つは「ふくろう文庫」。
店内の一角に設けられた棚には店主が厳選した本が並んでいます。
でも一冊一冊にしっかりカバーが掛けられていて(フクロウとじ)表紙に書いてあるお勧めコメントだけを頼りに、
その時の直感を信じて一冊を選び購入することができます。
その日の珈琲のお供にするもよし、開封せずにプレゼントにするもよし。
またお勧めメニューには「本と珈琲のセット」というものがあります。
テーマに沿って選ばれた一冊とそのためにブレンドされた珈琲を、
一緒に愉しむことができる粋なサービスです。
そんな梟書茶房は、
珈琲に人生を捧げる「ドトールコーヒー」の菅野さんと、
本を偏愛する神楽坂にある書店「かもめブックス」の柳下さんが出会い、
その魅力を多くの人たちに伝えたいという想いから生まれました。
お店の入り口は白いアーチ状になっていて、
真ん中に「梟書茶房」の素敵なロゴマークがついています。
まるで非日常空間に入るための大きな門のようで、ワクワクしてしまいます。
店中に入るとすぐ、ずらっと並ぶ沢山の本たちが目に飛び込んできて驚きます。
お店全体はクラシック調の静かで落ち着いた雰囲気のインテリアで、
広い店内には楽しみ方によって様々なタイプの席が用意されています。
図書館をイメージしたという一人用のカウンター席や
友人やカップルで時間を過ごせるラウンジ席、
日中陽の光が入ってくるテーブル席や
お天気の良い日には外に出られるテラス席なんかもあります。
どの空間も素敵で座る場所に迷ってしまいそうです。
そしてこのお店は、ティータイムから軽いお食事まで十分に楽しむことができるようになっています。
こだわりの珈琲は、読書をじっくりと楽しみたい人のために考えられた「梟ブレンド」。
濃い目でナッツの香りを感じられ、サイフォン式で丁寧にハンドドリップしてくれるのも嬉しいですね。
お食事は、オムライスや種類が豊富なパスタ、
片手で楽しめる手作りサンドイッチの種類も豊富です。
珈琲と一緒に楽しみたいスイーツの一番人気はスキレットで焼かれたパンケーキ。
注文が入ってからじっくりと焼いてくれるので、出来立てのふわふわを愉しむことができます。
他にもシフォンケーキにクリームやフルーツが挟まれ、
見た目も可愛い本の形をしたBOOKシフォンのシリーズや
アップルパイ、ミルフィーユなどの定番ケーキも人気です。
この日は、深煎り「梟ブレンド」と「梟パンケーキ」を注文。
熱々の梟パンケーキは、まるで絵本から飛び出してきたかのようにふわふわ。
その上にたっぷりのシロップをかけていただきました。
コーヒーとの相性もバッチリで、とても幸せなひとときを過ごすことができました。
<<梟パンケーキ>>
770円(税込)
<<梟ブレンド>>
580円(税込)
営業時間:10:30-22:00
定休日:不定休(Esola池袋に準ずる)
※詳細は、SNS等より最新の情報をご確認ください。
アクセス:池袋駅3出口から徒歩約0分
座席:116席
電源:なし
Wi-Fi:あり
決済手段:カード◎、電子マネー◎、QRコード決済◎、現金◎