【富田林市】カナちゃんバスも入って来た!新愛称「金剛ふるさとバス」に決まった富田林駅前はバスの聖地
金剛バスが営業を修了して間もなく半年がたちますが、4市町村が運行している後継バスの愛称が「金剛ふるさとバス」という名前に決まりました。
富田林市のHP(外部リンク)に投票結果が紹介されており、次のような結果で愛称が決まったとのこと。
複数候補から投票で選ばれたそうですが、結果的に「金剛」の名前が残ったわけですね。
先日富田林駅に立ち寄る機会がありましたので、何か変化がないか確認してみることにしました。
もっとも変わったと言えば、こちらでしょう。旧金剛バスの本社があった場所です。
見事に取り壊されています。
さて、富田林駅の方を見ると、千早赤阪村に行くバスが止まっています。
運賃表は旧金剛バスのものをそのまま使っています。色がついている停留所の料金表示のところが銀色のシールを貼って料金を表示しているので、見やすくなりました。
まだ愛称が決まってそれほど期間が過ぎていなかったようで、訪問した5月の時点でのタイミングでは「金剛ふるさとバス」の名称が書いているものは見つけられませんでした。
こちらは千早赤阪村に行くバスです。調べると、三菱ふそうエアロミディというタイプで、このほかにも日野ポンチョがあるようです。
実はこの日では無いのですが、過去何度か乗車しています。金剛ふるさとバスの様子を紹介しましょう。
上の千早赤阪村行きのバスの内部です。
金剛ふるさとバスの千早線で行った先は、道の駅ちはやあかさかです。ビアガーデンのナイトイベントが行われていて、アフリカの楽器を使った演奏などが行われていました。
さらに富田林寺内町のクラフトビールの万里春のビールがいただけました。
金剛バスの時代と比べてバスの本数が減ったとニュースで聞いていたので夜の便は心配でしたが、富田林駅行きに21時台があるので、そんなに不便ではありませんでした。
旧金剛バスの千早線で金剛登山口に行くには、千早赤阪中学校前で別の「村バス」に乗り継がなければなりません。別の日に行ってみたのですが、千早赤阪中学校前は小さなターミナルになっていました。このとき、もうひとつの「村バス」にも乗ってみました。
村内を往復する村バスのほうは三菱ふそうローザ(スーパーロング)というタイプの車体のようです。乗車したのが平日のお昼だったので、私以外は顔見知りのような村民の方々ばかりでした。
村バスは富田林駅発着のタイプよりも小さなバスで、富田林駅から亀の井ホテル富田林に向かう送迎バスと同じくらいの大きさだと思われます。
ということで、富田林から千早赤阪村に行く金剛ふるさとバスの乗車体験でした。
富田林駅に話を戻しましょう。しばらく待っていると入ってきたのは、旧金剛バスの車体です。
金剛バスの時代と比べてナンバープレートが白に変わっただけでなく、正面や横面に「河南町」とペイントされているのが大きく変わりました。
旧金剛バスの車体です。河南町を走る場合は「河南町カナちゃんバス」という位置づけになっているようです。
次も少し前の話ですが、旧金剛バスの車体の路線に乗って河南町にも乗車しました。
車内は当然ですが金剛バス時代と同じです。日産ディーゼルスペースランナーとのことです。
バスに乗って河南町のある場所に行きました。
このときは芹生谷バス停で下車しました。金剛バス表記を隠していますが、同じバス停を流用していますね。
ちなみに芹生谷バス停の近くにあるのは、こちらの金山古墳です。
二重の円墳(双円墳)になっているのが特徴で、6世紀末から7世紀初頭のころのものとのこと。国の史跡「金山古墳」として金山古墳公園になっているようです。河南町でもバスの便数が減ったといってもしっかり時刻を調べておけば、利用に困ることはありませんでした。
さて、富田林駅には近鉄バスの車両がみえてきました。夕方17時台ということもあり、多くのバスが富田林駅に入ってきました。
すると、富田林駅で初めて見るバスが入ってきました。河南町のカナちゃんバスです。
カナちゃんバスは河南町の町内を走っているバスなので、昨年までは富田林市と河南町の境にある「道の駅かなん」までいかないと見ることができませんでした。
しかし、金剛バスが無くなり金剛ふるさとバスとなってからは、レインボーバス同様に富田林駅に入ってくるようになったんですね。こちらも調べると日野ポンチョとのことでした。
いろんなバスを見ることのできる富田林駅前。バスマニアの方の聖地として、新たな観光スポットになっている気がします。
富田林駅南口
住所:大阪府富田林市本町18
アクセス:近鉄富田林駅すぐ
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