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【岡山市南区】森に迷い込んだような緑溢れるアンティークカフェ!店主のセンスが至る所に

suepiプログラムデザイナーとライター(岡山市)
森の中に佇んでいるような入口

ここは岡山市内の交通量の多い幹線道路のすぐ側。それなのに「アンティーク・カフェ ゆかし」の店舗前に車を停めると、急に街の喧騒から離れたゆっくりとした時間が感じられます。

入口
入口

ノスタルジックな世界へ

丸い取っ手の木のドア。入口の照明とグリーンの雰囲気がより一層、ノスタルジックな世界観を期待させます。店内は店主の集めたアンティークの食器や家具に溢れ、入口同様に植物がほどよく配置されています。

素敵に活けられた紫陽花
素敵に活けられた紫陽花

センス溢れる器づかい

席に着くと運ばれてきたのは、グリーンのグラスとおしぼり。豆皿におしぼりが畳んであり、その上にさりげなくもみじの葉が。この粋な感じはぜひ真似がしたいです。

おしぼりの葉っぱが粋
おしぼりの葉っぱが粋

ミニパンケーキセット
ミニパンケーキセット

私がいただいたのは、ミニパンケーキセット。ドリンクはコーヒーをセレクトしました(セット800円/税込)。ドリンク代金にプラス400円/税込でセットとなります。

待つこと少々。パンケーキなのに和食器?しかもお椀に蓋まで。そしてここにも緑があしらってありました。コーヒーカップは大倉陶園のもの。古き良き日本を感じる上質な時間を過ごしました。

メニューには、食事的なものはなく、飲み物と甘味です。

白玉団子は温かかった
白玉団子は温かかった

蓋を開けると、ホイップクリームが添えられたミニパンケーキ。バニラアイスと白玉団子にまさかの柿の種。甘い中の塩味と食感がいいアクセント。食器づかいだけでなく、演出も何からなにまでセンスに溢れていて楽しい。紅茶(ダージリン500円/税込)も追加でお願いしました。裏切りません。やっぱり素敵です。添えられていたお菓子はかりんとう。紅茶はしっかり2杯分いただけます。

紅茶の器も素敵
紅茶の器も素敵

店名「ゆかし」とは

店名が気になり店主にお尋ねすると、松尾芭蕉の句「山路きて 何やらゆかし すみれ草」の「ゆかし」から命名されたとのことです。「ゆかし」には、心惹かれる・懐かしいと言った意味があり、このお店を訪れてくださった方にとってそんな場所になればという想いを込めたそうです。こちらのお店は、素敵な娘さんとお母さまが営まれており、古美術品を扱える資格をお持ちで、買い付けもされています。店内のアンティーク雑貨はほとんど購入可能です。

お店の中央に鎮座するレトロなストーブ
お店の中央に鎮座するレトロなストーブ

【店舗情報】

アンティーク・カフェ ゆかし

住所   岡山市南区福富東1-5-30

電話   086-264-7751

営業時間 11:00~18:00(os17:30)

定休日  水・木・金

     ※11月からは冬支度で休業 (再開時期はインスタ等で)

駐車場  3台

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プログラムデザイナーとライター(岡山市)

面白いこと、頑張っている人を多くの人にお伝えすることを生きがいにしていこうと活動中。遊び心と誠実さはいつも携帯。岡山の「いいこと・いいとこ」を心を込めてお届けします。 趣味は美味しいお茶を飲むことと草取り。

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