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多肉上級者はココが違う!多肉植物、冬越しのコツ。

グロ子園芸愛好家 / FPライター

こんにちは、ファイナンシャルプランナーの園芸愛好家グロ子です。

冬越しに失敗して多肉植物を枯らしてしまう。
これは誰もが通る道です。
でも毎年この道を通るわけにはいきません。
多肉植物はお値段が高いものが多く、枯らすとシャレにならないのです。
もう、冬越しに失敗したくない!
多肉上級者にお聞きした、手っ取り早い多肉植物の冬越しのコツをシェアしたいと思います。

鉄則!発砲スチロール箱で管理する

蓋付きじゃないとダメ
蓋付きじゃないとダメ

室内でも室外でも、冬の多肉植物は蓋付きの発砲スチロール箱に入れます。
夏型冬型問わず、冬は発泡スチロール箱で管理が基本!
低温の下限といわれる5度以上であっても、多肉植物は低温時の温度変化に弱い。
昼は窓際に置いているなら、夜は部屋の真ん中に移動させるべきなのです。
でも実際一日二回、朝夕置き場を変えるなんてやってられません。
昼間は太陽にしっかりと当てて、気温が下がる夜には蓋を閉めましょう。
屋外管理なら、箱の上にサランラップを張っておくと簡易温室になります。
日光に当てる時は、箱の奥まで陽が射すように角度を調整するのを忘れないで。
ただ箱を置くだけでは、手前の鉢が陰になってしまいます。

日光が届く角度に傾ける
日光が届く角度に傾ける

発砲スチロール箱に入れたまま水やりしない

基本は発砲スチロール箱で管理するのですが、水やりをする時には、絶対に箱から出して水やりして下さい。
発砲スチロール箱に水抜け穴を開けると、もうその時点で高い保温性がなくなっています。
箱の内部が濡れると、発砲スチロールのザラザラした表面が多くの水分を含んでしまいます。
多肉に過湿は禁物で、屋外管理の場合は霜の原因になる。
発砲スチロール箱の内側は、常にカラッと乾燥している状態にして下さい。

冷たい水で水やりしない

水やりの時、低温の水をいきなりかけていませんか?
水やりの水は少なくとも10度くらいにしましょう。
極度に冷たい水は気化するのも遅く、根を腐らす原因となります。
マンションの水道水はそうでもないのですが、戸建ては水道水が5度以下の家があります。
冷たい水には少しお湯を足して温度調整して下さい。

水やりは必ず午前中に

水やりは気温が上がっていく午前中にして下さい。
夏のように底の鉢穴からジャンジャン水が流れ出るような水やりではなく、鉢全体の土が湿ればそれ以上はやる必要ありません。
その後乾いた空気によく当て、鉢の外側が濡れていないことを確認してから箱に戻して下さい。

たったこれだけで全然違う!

これだけで多肉植物の冬越し成功率が格段にあがります。

私は発砲スチロール箱に入れていたのですが、蓋付きではなかった。
そして箱ごと水やりしていました。
上級者にいわせると、それでは発泡スチロール箱に入れている意味は全くないそうです。

今は百均でも蓋付き発砲スチロール箱が手に入りますし、スーパーで使用済みのものを分けて下さるときもあります。
まずは蓋付き発砲スチロール箱。
今年の多肉植物の冬越しから試してみて下さいね!

HPに園芸Blogを書いています。お暇なときに覗いてみて下さい!
growfood365.net

園芸愛好家 / FPライター

花、野菜、盆栽、コンポスト、ありとあらゆる植物系お稽古事をやり尽くした園芸歴30年のFPライターです。私の強みは自分で実際に経験した幅広い園芸ネタ。FPとしてコスパよく園芸を楽しむコツもお伝えします。コキア友の会代表(会員私だけ)

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