「画像のようにトマトを保存しないで!」料理人が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
いきなりですが、皆さんはタイトル画像にある「トマトの保存方法」を見て、どんなことを感じましたか?『特に何も…』と感じた方も居れば、『その保存方法はNGやな』とすぐにピンときた方もいるでしょう。
結論から言うと…画像のようなトマトの保存方法はNGです!
トマトの適切な保存方法を知らないと、トマトの鮮度や美味しさを損なってしまいます。今日は、そのNG理由を詳しく解説し、トマトをもっと美味しく保つための正しい保存方法をご紹介したいと思います。
トマトが好きな方はぜひ最後まで読んで、トマトの鮮度を保つコツをマスターしましょう!
今回の目次
- トマトは寒さや外部刺激に弱い
- キッチンペーパーを使う
- トマトの正しい保存方法
- まとめ
トマトは寒さや外部刺激に弱い
そもそも、トマトというのは「南アメリカ」が原産で、温暖な気候のもとで育てられてきた野菜です。そのため、「寒さ」と「外部刺激」にとても弱いです。
タイトル画像のように、トマトを袋にそのまま入れてしまうと…
冷蔵庫内の冷気が直接トマトに当たり、「低温障害」を引き起こす可能性があります。
キッチンペーパーを使う
では、どのように保存すれば良いのでしょうか?
答えは…トマトをキッチンペーパーで包んでから、袋に入れて保存する。
トマトをキッチンペーパーで包めば、冷蔵庫の冷気から守ることができるのです!
トマトの正しい保存方法
では最後に、「トマトの正しい保存方法」の一連の流れを見ていきましょう!
①トマトをキッチンペーパーで包む。
②ポリ袋に入れて、口をしっかり閉じる。
③ヘタを下にして冷蔵庫の野菜室で保存する。
※キッチンペーパーの代わりに「新聞紙」を使ってもOKです!
また、トマトは野菜や果物の成熟を早める「エチレンガス」を放出します。そのため、エチレンガスが外に漏れないように、袋の口をしっかりと閉じるようにして下さい!
まとめ
- トマトは寒さや外部刺激に弱い野菜である
- 袋に直接包んでしまうと、冷蔵庫内の冷気が直接トマトに当たってしまい、「低温障害」を引き起こす可能性がある
- トマトは「キッチンペーパー」で包み、袋に入れて保存するのが正解
- トマトを保存する際は、エチレンガスが外に漏れないように、袋の口をしっかりと閉じるよう気をつける