目にも眩しい新緑の中、身近な「#自然界隈」はいかが?
「#自然界隈」という言葉が若い人たちの間で流行っているらしい。
大自然を満喫する様子をインスタグラムなどのSNSにアップするのだそう。例えば山でがっつりと登山をするのではなく、おしゃれな写真を撮ることができるスポットとして、大自然の魅力にハマる人が増えているようだ。
「#自然界隈」の一案として、新緑や紅葉、季節の花々など、日本の四季を身近に感じることができる神社やお寺もまた、自然スポットの代表であるように思う。
今回は群馬県渋川市に鎮座する渋川八幡宮をご紹介したい。
渋川市といえば伊香保温泉が有名であるが、渋川伊香保インターから伊香保温泉に向かう坂道の途中に渋川八幡宮は鎮座している。
伊香保温泉にお立ち寄りの際は、ぜひ訪れて欲しい自然スポットの一つである。
渋川八幡宮の魅力
群馬県渋川市の総鎮守である渋川八幡宮。
1250年頃、鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請して創建されたと伝えられる。
御祭神は誉田別尊(ほんだわけのみこと、応神天皇)。境内には出雲大社や七福神など多くの境内社も鎮座する。
初夏の新緑、秋の紅葉は特に美しく、県内外から多くの人が訪れる。
カエルそっくりの岩?!「勝蛙」に願い事を
渋川八幡宮の本殿のそばに「勝蛙」と呼ばれる大きな岩が鎮座する。
「勝蛙」の背にはたくさんの願掛けカエルたちが祀られていて、初めはその数の多さに驚いたが、一体一体の表情を見てみると、きょとんとしていて可愛らしい。
渋川八幡宮には「勝蛙」だけでなく十二支の姿を模した不思議な岩も祀られている。実物の姿を想像しながら境内を巡るのもおもしろい。
豊かな自然に囲まれた境内!目にも眩しい新緑の中をのんびり散策
これまで多くの神社仏閣を訪れたが、渋川八幡宮の初夏の新緑と秋の紅葉は格別に美しいと思う。街にほど近い立地にも関わらず、その自然の豊かさはとても魅力的だ。
先日訪れた際は、境内は新緑に包まれ、アヤメやシャガの花が咲き、鳥のさえずりも聞こえていた。
ゆっくりと境内を歩いて、自然の中に身を置いてみる時間もとても貴重であるように思う。
最後に
伊香保温泉周辺の神社として、パワースポットとして知られる榛名神社や、伊香保温泉街を見守るように鎮座する伊香保神社を訪れることがあるかもしれない。
そのときは渋川八幡宮にも立ち寄ってみてはいかがだろう。気軽に群馬の豊かな自然を満喫できる場所として、とても魅力的な神社である。
おしゃれをして自然を満喫するのも良い。
泥だらけになって自然の中を駆け回るのも良い。
人それぞれ、自分に合った楽しみ方ができるのも自然の魅力に違いない。
【基本情報】
渋川八幡宮
住所:群馬県渋川市渋川1
アクセス:
・電車の場合
「JR渋川駅」からバスで約10分
伊香保温泉行きバス「八幡前停留所」下車、徒歩約1分
・お車の場合
関越自動車道「渋川伊香保IC」から約20分
駐車場:有(無料)
参拝時間:24時間、御祈祷など(要予約)9:00~16:30
渋川八幡宮公式サイト
渋川八幡宮公式Instagram
渋川八幡宮公式Facebook
【参考資料】
渋川八幡宮公式サイト
渋川八幡宮 配付パンフレット