大阪中崎町にある、定番の洋食メニューが味わえる「TOROMI（とろみ）洋食堂」をご紹介します。今回は、専属シェフの前田氏が一時的にお店を離れると耳にし、前田氏が作るハンバーグが食べたくて訪問しました。

大阪メトロ谷町線の中崎町駅から徒歩3分にある、MBS（毎日放送）のグルメ番組「魔法のレストラン」の本郷プロデューサーが立ち上げた食事業会社の直営レストラン。古民家を改装した店内では、ハンバーグ、エビフライ、ナポリタンなど定番洋食を味わえ、関西の美食家が集う穴場レストランとも言われています。

「TOROMI（とろみ）洋食堂」の専属シェフを勤めている「前田孝政」氏は、洋食店やフレンチレストランで修行し、行列ができる洋食店で統括マネージャーの経験もある料理人歴20年以上のベテランシェフ。

前田シェフが作る「ハンバーグ」は美食家の間でも一目置かれており、お店のオーナーである本郷氏が一口味わい惚れ込んだほどの逸品。

2024年4月1日より、新規プロジェクトのため前田シェフが大阪市内某ホテルに出向し同店にしばし不在となるため、前田シェフの洋食を味わっておきたいと3月下旬の週末に多くの常連さんが足を運びました。

懐かしさを感じる定番洋食の数々

厚めのローストビーフ

程よいサシが入り旨味の強い赤身との絶妙なバランスがあり、ほのかに香る牛肉の香りが最高です。何枚でも食べられるしっとりとした食感のローストビーフ。爽やかな香りとほろ苦さがあるディルとも相性抜群です。

伊勢赤どりのフライドチキン

高タンパクな肉質で、鶏肉特有の臭みがない食べやすい伊勢赤どり。淡白な味わいで、歯応えやコクのバランスが絶妙です。程よい脂がのりジューシーな味わいの不ランドチキン。

白身魚のフライ燻製マヨネーズタルタル

クセが少なく淡白な味わいの白身魚のフライを、自家製の燻製マヨネーズのタルタルソースにつけて味わいます。燻製の深い香りと卵のコクが楽しめるタルタルソースは、お酒とも相性抜群です。

TOROMIプレミアムハンバーグ

黒毛和牛が7、豚肉が3の挽肉割合で使ったハンバーグは、深いコクがあり芳醇な香りとツヤがある秘伝のデミグラスソースで味わいます。肉感あるハンバーグは、箸を入れると肉汁が溢れ出します。

佐賀牛のステーキ

ブランド牛の「佐賀牛」は、霜降りで柔らかい赤身で濃厚な味わいでしっとりとした柔らかさが魅力。燻製塩と鰹節がたっぷり入ったポン酢が用意され、二通りの味わいを楽しめます。

黒毛和牛のビーフシチュー

まろやかなコクと芳醇な香りのビーフシチューは、きめ細やかな肉質と締りの良い赤身がほろほろとした柔らかさに煮込まれ、口の中でとろけるような味わい食感の黒毛和牛を楽しめます。

青春ナポリタン

まろやかな酸味と甘さがあるトマトケチャップで味付けされた、定番洋食のナポリタン。しなやかな細めの麺は、ソースとしっかり絡まり具材ともなじんでクセになる味わいです。

黒毛和牛のキーマカレー

黒毛和牛100%を使用したキーマカレーは、肉本来の香りと上品な脂があり噛むほどに旨味が口の中に溢れ出します。家庭では出せない本会的なスパイスが効いて、具材の甘みと程よい辛さの絶妙なバランスが魅力です。

ぷりんキャラメルソース

バニラビーンズがたっぷり入った濃厚でなめらかなプリン。しっかり混ぜると、とろとろの柔らかプリンになります。苦みとコクのバランスが取れたまろやかな味わいのキャラメールソースをお好みで掛けて味わえます。

肉汁溢れる絶品ハンバーグも味わえ、最初から最後まで美味しい洋食を堪能できました。自家製燻製マヨネーズタルタルをはじめ、ソースも絶品。最後の一滴まで味わいたくなる美味しさです。5月からは新たなシェフをお迎えする予定とのことで、新制「TOROMI（とろみ）洋食堂」の営業も楽しみです。4月は基本的に休業予定のようです。