ひき逃げ殺人で裁判員裁判の死刑判決を高裁、最高裁が無期懲役に…制度の意義は
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/iwiz-yn/rpr/maedatsunehiko/01788363/title-1717261703720.jpeg?exp=10800)
一般市民から選ばれた裁判員らが様々な知識や社会経験に基づいて熟慮を重ね、素朴な市民感覚に基づいて下した裁判員裁判による死刑判決が、またもや高裁や最高裁のプロの裁判官によって覆された。
2020年に刑務所を満期出所するも、わずか2日で新しい人間関係や仕事に不安が募り、長く刑務所に入りたいとの動機からトラックを2人くらいに衝突させようと考え、まずはこれを勤務先から盗み出し、無免許で運転する中、福島県内の国道で清掃活動中だった無防備の男女を見つけるや、時速60~70キロまで加速させ、故意にはねるなどして殺害し、そのまま逃げた男の事件だ。
この記事は有料です。
元特捜部主任検事の被疑者ノートの定期購読をお申し込みください。
元特捜部主任検事の被疑者ノート
税込1,100円/月初月無料投稿頻度:月3回程度(不定期)
※すでに購入済みの方はログインしてください。