意外と傷みやすい「レンコン」を、美味しく長持ちさせる方法「3選」!NGな保存も紹介
レンコンがとってもおいしい季節がやってきました。レンコンは一年中手に入りますが、秋から冬にかけてが特に味わい深くなります。この時期はよく食卓に登場します。
買ってすぐに使う予定だったレンコンを、結局使わずに冷蔵庫で日にちが経ってしまった経験はありませんか?
食べようと思ったときには、傷んでしまって残念な思いをすることも…!そこで今回は、スーパーの青果担当として働いていた私が、レンコンを長持ちさせる保存のコツを3つご紹介しますね。
よくある保存の間違い1:土がついたレンコンを洗ってしまう
土がついたままのレンコンを洗ってしまうのは、実は保存方法としてはおすすめできません。土がついている状態の方が、レンコンは新鮮さを保つことができるんです。
さらに、ちょっとした工夫をすると、レンコンをもっと長持ちさせることができます。
すでにカットしてあるレンコンの場合は、湿らせたキッチンペーパーでくるんで、切り口が乾燥しないようにするのがポイントです。
くるんだレンコンは、密閉できる食品用保存袋に入れて、冷蔵庫で保管しましょう。
よくある保存の間違い2:使いかけのレンコンをそのまま保存する
皮をむいて切ったレンコンを、何もせずに保存袋に入れて冷蔵庫で保管するのは避けた方がいいです。レンコンの表面が乾燥してしまい、見た目も悪くなってしまうんです。
カットしたレンコンを保存する際は、まず酢水に5分ほど浸して変色を防ぎましょう。酢水は、水500ccに対して酢を小さじ1杯混ぜたものにレンコンを入れるだけです。
その後、レンコンを水に浸して、タッパーや食品用保存袋に入れて冷蔵庫で保存するといいですね。この方法なら、レンコンの鮮度を保ちやすくなります。水に浸したレンコンは、毎日水を新しくすることが大切です。そして、3〜4日のうちに食べきるようにしましょう。
よくある保存の間違い3:丸ごとレンコンを冷凍する
レンコンを冷凍することはできますが、丸ごと冷凍するのはおすすめしません。調理の前に少し下処理をしておくと、後で使うときにとても便利です。
まずは、レンコンの皮をむき、食べやすいサイズにカットしましょう。
その後、カットしたレンコンを酢水に浸してから、水気をしっかりと切ります。
水気を切ったレンコンを食品用保存袋(冷凍対応)に入れてから冷凍庫に入れれば、保存は完了です。
料理するときには、冷凍したレンコンをそのまま使えるので、手間が省けます。
まとめ
- 土がついたレンコンは洗わずに、湿らせたキッチンペーパーで包んで食品用保存袋に入れて冷蔵保存。
- カットしたレンコンは酢水に浸してから、水につけ、水を毎日替えて冷蔵保存。
- 冷凍保存する場合は、皮をむきカットしたレンコンを酢水に浸し、水気を切ってから冷凍対応の保存袋に入れる。
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