夏休み前に知っておきたい、休日の寝だめが要注意な3つの理由
夏休みやお盆休み、普段より長めの連休がある方は多いのではないでしょうか?予定がたくさん詰まっている方もいれば、しっかり寝て「寝だめ」をしようと思っている方もいるかもしれません。
しかし寝だめには注意しておきたいポイントがいくつかあります。
休日の寝だめが要注意な理由3選
❶時差ボケ状態に陥る
普段の睡眠時間より長い時間寝ることで、体内時計が乱れやすくなってしまいます。いつもの寝る時間になっても眠気が起こらず、睡眠の質が悪くなってしまったり、体内時計の乱れによるダルさや疲労感を感じてしまったりと、体が時差ボケ状態になってしまいます。時差ぼけ状態の解消には数日かかることもあるので、休日明けのダルさがしばらく続くかもしれません。
❷日頃の睡眠不足のサイン
休日にいつもの睡眠時間より長く寝れる、寝たいと感じる場合は、普段の睡眠時間が不十分である可能性があります。睡眠不足等により、体が疲れているサインです。
「明日以降に備えて予め寝ておく」と捉えるよりは、「普段足りない睡眠時間の負債を返している」と考えましょう。日ごろから十分な睡眠時間を確保していれば、休みの日に長時間寝る必要はなくなりますし、日中の眠気やダルさも解消されるでしょう。パフォーマンスも上がるかもしれません。
❸寝すぎによる疲労蓄積
「寝だめ」という言葉は存在しますが、睡眠をあらかじめ「貯めておく」ことはできないといわれています。
寝る必要がないのに寝てしまうことでも、体内時計の乱れや、逆に体へ負担がかかることになります。休日の不必要な長時間睡眠は控え、1日1日の睡眠を大切にしましょう。
たっぷり寝たいときには・・・
❶プラス2時間以内
いつもの時刻より+2時間以内に抑えましょう。これでも寝足りないと感じる場合は、普段の睡眠時間がかなり足りていない可能性が考えられます。休日に睡眠時間を補おうとせず、毎日の睡眠時間をしっかり確保しましょう。
❷睡眠中央時刻は一定に
長時間寝るとしても、睡眠中央時刻(入眠時刻と起床時刻の真ん中の時刻)がいつもとずれないようにしましょう。遅寝遅起きではなく、いつもより早く寝て、少し遅めに起きることで、睡眠時間を確保しつつも体内時計は乱れにくくなります。
さいごに
休日にいつもより長い時間眠ってしまうと日本にいながら時差ボケ状態となり体に負担がかかってしまいますし、たっぷり寝ても睡眠を前もって貯めることもできません。長期の連休中でも生活リズムを保って過ごすことをおすすめします。