【京都市伏見区】えっ!お寺の境内でハロウィンのイベントが開催されたの!?しかも、なんと今年で3回目!
もともとはヨーロッパを発祥とする収穫祭が起源と言われる「ハロウィン」は、日本でも秋のイベントとしてすっかり定着しています。
とは言うものの、さすがに「ハロウィン」と「お寺」はなかなかイメージが結びつきませんよね。
ですが、京都市伏見区にある墨染寺では、「お寺 de ハロウィン in 墨染寺」が開催され、境内は仮装をした、たくさんの子どもたちでにぎわいました。
コロナ禍にはじまった、子どもたちの“笑顔”のためのイベント
「お寺 de ハロウィン in 墨染寺」がはじめて開催された2021年は、コロナ禍の真っ只中。当時は、さまざまな行動が制限され、子どもたちが楽しみにしているイベントが次々に中止となっていました。
そんな状況のなか、「Cafe&Bar SMILE STAR(カフェ&バー スマイルスター)」「伏見いろどり保育園」「墨染ショッピングセンター」が連携し、「子どもたちが笑顔になれるイベントを」と企画されたのが「お寺 de ハロウィン in 墨染寺」だそう。
イベント会場となる「墨染寺」は“桜寺”として知られる歴史のあるお寺。企画の主旨を聞き、会場として境内を貸し出すことを快諾された住職もステキですよね。
「第3回 お寺 de ハロウィン in 墨染寺」当日のようす
イベント当日は、墨染寺の山門前に「お寺 de ハロウィン」と書かれた手づくりの看板や大きなジャック・オ・ランタンが飾られていました。
境内からは親子で仮装を楽しむ人たちが笑顔で出て来たり、子どもたちのにぎやかな声が聞こえて来たり。
一般的なお寺の雰囲気とはまったく異なりますが、地域の住民が集まり、教育や文化が生まれる拠点というお寺がもともと持っていた役割を現代風に果たしているようにも感じます。
境内には、伏見区のマスコットキャラクター「吉兆くん」や「伏見もも丸」も登場し、子どもたちに囲まれていました。
本堂の横では、わなげなどのゲームコーナが設けられ、子どもたちが笑顔で楽しんでいる姿も。
たくさんの風船でつくられたフォトスポットも用意されており、友だち同士で楽しそうに写真撮影をする子どもたちのようすが見られました。
これからも子どもたちを笑顔にするイベントとして続いてほしい!
2023年の「お寺 de ハロウィン in 墨染寺」は先週末に無事に終了しました。
来年以降も子どもたちを笑顔にするイベントして続いてほしいなとは思いますが、継続するためには地域全体の協力が必要となります。
まずは、「お寺 de ハロウィン in 墨染寺」の主催者である「墨染こども応援団」のInstagramをフォローして、ぜひ地域で協力しましょう!
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第3回 お寺 de ハロウィン in 墨染寺
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会場 |墨染寺(京都市伏見区墨染町741)
主催 |墨染こども応援団