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【横浜市】キーワードは「個性をたのしむ」。カカオ豆から作るチョコレート工房を訪ねて

ミオ横浜市地域ライター(横浜市)

早いもので、もう2月ですね!

街にはチョコレートが溢れ、いつも増して誘惑されっぱなし! の食いしん坊な私です。

今回はバレンタインにもおすすめしたい、とっておきのチョコレート屋さんをご紹介します。

豆から一貫してチョコレートを作る ショコラ房

横浜市営地下鉄センター南駅から徒歩7分、都筑区茅ヶ崎南にお店を構えるチョコレート屋さん「ショコラ房」は、チョコレート工房を備えた店舗です。

こちらで働く方々は、国籍や年齢や障がいの有無に関わらず、カカオ豆からチョコレートづくりに励んでおられます。

手作業で豆を選別するところから始まり、そのあと焙煎殻剥きコンチングと呼ばれるカカオニブをすり潰す作業を経て、ようやく板状のチョコレートの出来上がり。

この一連の作業を終えるまで、何と約1週間もの時間を費やすそうです!

みなとみらいにある「CHOCOLABO ランドマークプラザ店」のチョコレートもこちらの工房で作られています。

いちじくやドライフルーツがぎゅっと閉じ込められた「フィグロフチョコレート」1個 410円(税込み)

2022年バレンタイン用ギフト「マンディアンの詰め合わせ」 1,728円(税込み)

ギフト用にぴったりの箱入りチョコレートや、独り占めおやつ用に単品で購入できるチョコレートが店内にずらりと並びます。
その日の気分に合ったチョコレートがきっと見つかるはず。

そのカカオ豆、農産物につき。

店舗内にストックされているカカオ豆は産地もさまざま
店舗内にストックされているカカオ豆は産地もさまざま

使用するカカオ豆は、フェアトレード有機無農薬のみにこだわり、ベトナム、ハイチ、ガーナなど産地を厳選して数か国から仕入れています。

そして、豆は同じ産地のものであっても、農産物につき収穫ごとに味わいが微妙に違ってくるのが、難しく面白いところ。さらに現地の農家さんによって、カカオ豆の乾燥具合が違ってくると言います。

ショコラボスタッフの川村さんは、カカオ豆の違いについて「個性のようなもの」と教えてくださいました。

「ショコラ房では不出来な豆でない限り、その時その時の、味わいの違いをたのしむようにしています。ワインやコーヒーのようにカカオの出来にも個性があるもの。商品の見た目に関してもご覧の通り、少しずつ違うんです。」

チョコレートのトッピングも描かれた模様も、少しずつ違う
チョコレートのトッピングも描かれた模様も、少しずつ違う

ひとつひとつ 違っていい」という言葉は、ショコラ房の理念そのもの。

シンプルだけど奥深い言葉は、色んなものに掛かっているのですね。

  • カレ・ド・ショコラクッキー 238円
  • ドライフルーツチョコ 140円
  • オランジェ 270円 ※すべて税込み価格

カカオから産まれた個性をたのしんでみる。まるでワインを飲む時ぶどうに思いを馳せるように。

そう考えてゆっくり味わうと、何だかチョコレートの世界がぐんぐん広がってくる…!

【ショコラ房】
住所:横浜市都筑区茅ヶ崎南5-1-51
営業時間
月〜金: 10:00~18:00
土日祝: 11:30~17:30
(冬季は全日10:00~18:00)
電話番号:045-507-8648

【CHOCOLABO ランドマークプラザ店】
住所:横浜市西区みなとみらい2-2-1 ランドマークプラザ 1階
営業時間:11:00〜20:00
電話番号:045-507-8648

ショコラ房公式HPはこちら

〈関連記事〉2022年バレンタイン センター北南で見つけたチョコレート特集 (地域情報サイト ロコっちより)

横浜市地域ライター(横浜市)

グルメや季節の移ろいを通して横浜市の魅力をお届けします。カフェ、喫茶店、そしてナポリタンが好き。本当におすすめしたいお店だけを紹介しています! 地域情報サイト「ロコっちセンター南」副編集長/日本ナポリタン学会会員

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