エリザベス女王杯直前情報 前日からのオッズ推移、調教、参考VTR
今年のエリザベス女王杯は秋華賞の前哨戦であるローズS2着のブレイディヴェーグが推されており、前日に続き当日午前11時現在も1番人気(2.5倍)をキープしている。昨年の覇者・ジェラルディーナは前日に続き2番人気で当日11時現在は4.8倍だ。
やはり、秋華賞を制した三冠牝馬リバティアイランドの強烈な強さと、それに準じるように3歳牝馬のレベルが高い、と言われることから3歳のブレイディヴェーグに人気が集中しているとみられる。
単勝1桁台は前日と同じく3番人気のハーパーまででこちらは当日11時現在7.3倍と人気度が高まっている。成長力のあるハーツクライ産駒ということもあり、とても面白そうな1頭だ。
単勝10倍台は前日も当日11時現在もライラック、サリエラ、ディヴィーナ、ルージュエヴァイユ、マリアエレーナ。中でも、ルージュエヴァイユが前日15.7倍から当日11時現在13.3倍と他馬より人気度が高まっている点に注目したい。
前日20倍だったアートハウスは当日11時現在18.5倍と人気上昇中だ。
▼【調教動画】2023年エリザベス女王杯|JRA公式チャンネル
※前日オッズの人気順、および前日オッズを表記
※各馬のリンクから直接その馬の調教動画に飛べます
▼【参考レース】2023年エリザベス女王杯|JRA公式チャンネル
※各レースのリンクから直接参考レースに飛べます
2022年エリザベス女王杯(ジェラルディーナ 1着、ライラック2着、イズジョーノキセキ10着)
2023年府中牝馬S(ディヴィーナ 1着、ルージュエヴァイユ 2着、ライラック 3着、イズジョーノキセキ 9着、シンリョクカ 10着)
2023年オールカマー(マリアエレーナ 4着、ジェラルディーナ 6着)
2023年愛知杯(アートハウス 1着、マリアエレーナ 3着、ルージュエヴァイユ 12着)
▼【注目馬 関係者インタビュー】2023年 エリザベス女王杯|JRA公式
※各馬のリンクから直接その馬のインタビューに飛べます
ブレイディヴェーグ、ハーパーといった3歳馬に人気が集まる気持ちはわかるが、ブレイディヴェーグはルメール騎手騎乗とはいえ重賞未勝利のわりに人気が集まっている印象も否めない。ハーパーは堅実な対抗馬として狙いたい。
筆者は府中牝馬Sを勝ち切ったディヴィーナ、そして昨年の覇者・ジェラルディーナを推す。ディヴィーナの母・ヴィルシーナとジェラルディーナの母・ジェンティルドンナは現役時代に桜花賞、オークス、ローズS、秋華賞と4戦連続で戦ったライバル同士。いずれもジェンティルドンナが1着、ヴィルシーナが2着という結果だった。その後も2013年ジャパンカップ、2014年宝塚記念、有馬記念を戦っており、ヴィルシーナがジェンティルドンナに先着したのは2014年の宝塚記念(ヴィルシーナ3着、ジェンティルドンナ9着)だけだった。
そういった先代からの歴史ある顔合わせは今回が初対決。勝ち負けはもちろんだが、どちらがどう先着するのか、にも注目してしまうのは筆者だけではないはずだ。