【秋田県大仙市】創業46年!大仙市豊川『高幸食堂』の時をかけるチャーハンとは?
大仙市豊川の角六線沿いにある老舗食堂とは?
大仙市豊川の角館六郷線沿いにある高幸食堂。創業46年を誇るその老舗食堂の名物は、素朴ながらも地域の方々に愛され続けるチャーハンである。
そのレトロな外観からも1970年代から続く老舗食堂の歴史を感じる。
初夏の風に揺れる高幸食堂の名物が記された幟を確認して店内に入ると、店主のお母さんが迎えてくれた。ご両親から引き継いだ二代目のお母さんが、こちらの食堂を定休日なしで切り盛りしている。
品書き
チャーハン(スープ付):600円、中華そば:500円、チャーシューメン:700円、ナベやきうどん:650円、カレーライス:550円、カツ丼(味噌汁付):750円、焼肉定食:900円などリーズナブルな食堂メニューが並んでいる。
チャーハンと並んで店主のお母さんがおススメするのが中華そばだ。昔ながらの懐かしの味を求めて遠方からも訪れる方がいるんだとか。ちなみにメニューには書かれていないが、半ラーメン&半チャーハンというチョイスも可能だ。
年季の入った木製のテーブルと緑色のパイプ椅子。そして残念ながら壊れてはいるが、もはや国宝級の昭和レトロなアーケードゲーム。実は先代のご両親が食堂を始める前に駄菓子屋さんを営んでいたそうで、ゲーム機はそのときに設置されたもののようだ。
シイタケの風味が印象的な老舗食堂の絶品チャーハンとは?
そんなザ・昭和の店内でノスタルジーを感じながら頬張るチャーハンはシイタケの風味とシャキシャキのキャベツがアクセントになっている。これは旨いな。そう、ちいさく呟きながらチャーハンを食べて、胡椒の効いたスープを流し込む。最初はチャーハンにシイタケ……と思ったがこれがなかなか良い味を出している。店主のお母さんに聞いたところ、創業当時からこのチャーハンのベースの味は変わらないそうだ。
まさに激動の昭和と混沌の平成を駆け抜け、新時代の令和にたどり着いた老舗食堂の時をかけるチャーハン。もし近くにお越しの際は、大仙市豊川のちょっぴりノスタルジックな食堂に是非とも足を運んでもらいたい。
【店舗情報】
高幸食堂
住所:秋田県大仙市豊川猫沢48
営業時間:11時~19時頃まで
定休日:無し(臨時休業の場合有り)