もう悩まない!「乾いた?乾いてない?」洗濯物の見分け方
こんにちは、おうちクリーニング(洗濯)研究家のハナです。干した洗濯物が乾いたかどうか、悩んだことはありませんか?特に冷たくなった洗濯物は判断が難しいものです。しかし、生乾きのまま収納してしまうと、イヤな臭いの原因になります。今回は、洗濯物が本当に乾いているかを見分ける簡単なテクニックと、確実に乾かすコツをご紹介します。これで「乾いているかわからない」という悩みから解放されましょう。
なぜ乾いているかわかりにくいのか
「乾いたかわからない」現象は特に冬に多いですが、理由はいくつかあります。
温度による影響
寒い季節は気温が低いため、洗濯物全体が冷たくなります。このため、触った感覚だけでは湿っているのか単に冷えているだけなのか区別がつきにくくなります。
厚手の衣類の増加
冬季は厚手の衣類を着用することが多くなります。これらの衣類は生地が厚いため、表面が乾いていても内側が乾いていない場合があります。
乾燥しているか確かめる方法
冷たい洗濯物を触っても判断するのが難しいので、一旦洗濯物を室内に移して、体も洗濯物も暖まった状態で触って確認します。その際、以下の乾きにくい箇所を重点的にチェックします。
- ポケットの中
- わきの下
- 襟元や裾
- ゴム部分
乾いていない場合も、暖房の効いた室内だと1時間程度で乾くので、そのまま室内干しをしておくと安心です。
冬の洗濯は外干しから部屋干しに簡単に変更できるように、8連ハンガーなどを使うと便利です。
早く乾燥させるコツ
実は、干す場所や状況によって早く乾く干し方は変わります。
下から風を当てる場合はアーチ干し
部屋干しでサーキュレーターを下から当てるような状況の場合は、端に長いもの、内側に短いものが来るようにアーチ状に干します。
上からの風は短く干す
エアコンの効いた室内や浴室乾燥、太陽光の当たる室外では、長いものは2つ折りにしたり、2本のハンガーを使ってM字になるよう短く干したほうがよく乾きます。
重なりを少なく干す
厚手の服は縫い目やポケットなど布が重なる部分が乾きにくいので、裏返しに干したほうが乾きが早くなります。パーカーや厚手の服は逆さにして重なりを少なくして干すのもテクニックです。
まとめ
乾いているかどうかの判断は暖かい部屋でチェックします。また、干し方を工夫することで乾燥時間を短縮できます。アーチ干しや短く干す方法、重なりを減らす工夫など、状況に応じた干し方を選びましょう。これらのテクニックを活用すれば、「乾いているかわからない」悩みから解放され、効率的で快適な洗濯生活を送ることができます。