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フリクションの新シリーズ誕生!若年女性層をターゲットとしたその名も「Waai」は、新ボディに新色中心

舘神龍彦デジアナリスト・手帳評論家・歌手

 消せるボールペンとして知られているフリクション(パイロット)。2006年のヨーロッパでの先行発売以来、現在までに日本を含む100以上の国と地域で展開され、累計41億本を販売(2022年末時点)しているそうです。

 そのフリクションに新シリーズが登場しました。
 その名も「Waai」。ターゲットは大学生女子、若手社会人女性だそうです。
 ともあれ、これまでのフリクションにはない、いろいろと新しい点があります。

以下に順に見ていきましょう。

新ボディ形状と新ボディ色

ボディの色はオフホワイト。やや細い軸(奥のものがなぜか短く見えていますが、同じ長さです)
ボディの色はオフホワイト。やや細い軸(奥のものがなぜか短く見えていますが、同じ長さです)

 まずボディは既存のフリクションよりも細軸です。女性の手になじむようにとのことだそうです。そしてなんといってもボディ色ですね。本体色はオフホワイト。

 これまでのフリクションの多くは、ボディ色=インク色でした。つまり赤いインクは赤いボディ。青いインクは青いボディというパターンだったのです。

 このパターンが変わったのは、最近登場したフリクションボールノックゾーンでした。 そして今回のWaaiにおいては、大胆にオフホワイトをベースとした本体色を採用。

 その代わりインク色は、クリップ部付近の色のリングで表現されています。
 クリップ部でノックするスタイルは踏襲されています。

インク色も新色続々

カラーバリエーションは黒を含む全8色
カラーバリエーションは黒を含む全8色

 インク色も新色がたくさん用意されました。全部で8色の内訳は、定番たる黒「ブラックに加え、「ベルベットレッド」「ターコイズ」「サンドベージュ」「ドライピーチ」「チークピンク」「チリーブルー」「ミニグレー」の合計8色です。

 これらのインクのセレクトも、ターゲットである大学生を想定したとのことです。

 これらは“日常使いしやすく”“垢抜けた印象の紙面を簡単に作ることができる”(※いずれもプレスリリースより)のだそうです。

 実際に書いてみると、フリクション特有のやや浅いトーンの色味が似合う色だと感じました。

発売は11月2日(木)から

 フリクションWaai(ワーイ)は11月2日(木)から販売になります。
 価格は各色253円(税抜き:230円)。ボール径は0.5mm。
 サイズは、最大径が10.5mm 全長が142mmです。

 また、同時に消せるマーカー『フリクションWaaiマーカー』が数量限定で発売になります。こちらは、「レッド」「ソフトグリーン」「ペールオレンジ」「コーラルピンク」「スカイブルー」「グレー」の6色展開。165円(税抜き:150円)です。

マーカーは全6色。ペンと相性のいい色
マーカーは全6色。ペンと相性のいい色

ビジネスパーソンも積極的に使いたい

 さてこの新シリーズWaai、ビジネスパーソンとしても積極的に使ってもいいかもです。とくに、オフホワイトのボディは今までのフリクションにはないテイスト。また、色もしゃれています。ノートや手帳にどんどん使ってみるのはありです。

※この記事中の画像、およびサンプルは、株式会社パイロットコーポレーションにご提供いただいています。

デジアナリスト・手帳評論家・歌手

デジアナリスト・手帳評論家・歌手。著書『手帳と日本人』(NHK出版新書)は週刊誌の書評欄総ナメ。日経新聞「あとがきのあと」登場ほか大学受験の問題に2回出題。『凄いiPhone手帳術』(えい出版社)『システム手帳新入門!』(岩波書店)等著書多数。「マツコの知らない世界」(TBSテレビ)「HelloWorld」(J-WAVE)はじめテレビ・ラジオ出演多数。講演等も。手帳ユーザーを集めた「手帳オフ」を2007年から開催する等トレンドセッター的存在。手帳活用の基本をまとめた「手帳音頭」をYouTubeで公開中。認知症対策プロダクト「おぼえている手帳」は経産省オレンジイノベーションプロジェクト事業採択。

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