これでワインに詳しくなれる。大人が周りに差をつける、ワイン飲み比べスポット3選
※お酒は20歳になってから
ワインを知る最短ルートは「数を飲む」
ワインを深く知るならば最も早い方法は「とにかく数を飲む」これにつきます。原料に用いるブドウの品種や、国によって味わいの方向性が異なるのがワイン。つまり、数を飲んでみないことにはその多様性に気がつくことはできないでしょう。
一方でワインは当然ながら高額な嗜好品であるため、ワインを一本ずつ買って確認するというのは大変非効率なもの。
マニアが教える超お得なワインスポット
そこで、ワインをこれから飲み始めたい方や、ワインに興味が湧いてきた方におすすめしたいのが、ワインを飲み比べできるスポットです。本日はワインマニアの筆者がおすすめする東京のスポットを3つご紹介します。
ノムノ有楽町
まずご紹介するのは気軽に立ち寄ることができる、立ち飲み形式のワインバーです。
最初の30分1,500円、追加30分ごとに550円という時間式の定額制で店内のワインがセルフ・手酌で全て飲み放題というシステムをとっています。
店内は赤白合わせて約30種類のワインが常設されており、いずれも好きな量を注いで構いません。銘柄はソムリエが厳選しており、時折店舗の裁量でめずらしいワインが投入されることも。
JR有楽町駅から徒歩30秒という立地がよいのがポイント。予約しておくとのぞましいものの、平日にフラッと立ち寄ってはいれるケースも多くあります。まずはおひとりで入ってみるのをおすすめしたいお店です。食事は簡素なものか、パスタのボロネーゼがあり、そのほか、フードの持ち込みが自由というのも面白いシステムです。
ノムノ赤坂
ノムノ有楽町店の本店にあたり、端的に言えば規模を拡大して、かつ席数を増やしたタイプのお店。1人席ももちろんあり、複数人での利用にもぴったり。
90分2,700円、ディナー時間の閉店まで時間無制限(最大6時間)のプランは3,900円という料金体系。場所は赤坂見附駅すぐ。赤坂の繁華街に位置します。
ワインは最大100種類にも及びます。どれを飲んでいいか迷うほどのスケールが魅力。ここは現状は予約必須の人気店。ここもフードはボロネーゼだけで、あとは持ち込み自由という形式になっています。
アカデミーデュヴァンテイスティングカーヴ
2024年11月にオープンしたばかり。30分1,500円刻みで料金が自動延長されていく方式。
ワインスクールのアカデミーデュヴァンが運営元。そのためセレクトされるワインの質が全体的によいのが特徴。
時折ボトルで買うと5,000円級の銘柄が唐突に投入されているので注目。
スパークリングワインも複数種類常設されているのが嬉しく、現在高騰の一途をたどるフランスのシャンパーニュも常設していますので、まずはこちらを楽しむのがおすすめ。体感的には、冷蔵庫に入っている白ワインは品温も保たれているのでいつ飲んでもフレッシュな状態でおいしく飲めるはず。
立地は表参道駅からすぐ。ワインスクールのアカデミーデュヴァンの受付スペースの一角を利用しているため、さわがしくしてはいけません。少人数で静かに楽しめる方と一緒に行くのがいいでしょう。また、テイスティングカーヴという名称ですが、試飲会で使うようなプロ向けの吐器はなく、持ち込みも不可です。
店舗情報まとめ
①ノムノ有楽町
東京都千代田区有楽町2-9-5 エキュートエディション有楽町
11:00 - 23:00
L.O. 料理22:00 ドリンク22:30
②ノムノ赤坂
東京都港区赤坂3-19-1 東京農村ビル 3F
営業時間は二部制
11:30 - 16:00(L.O. 15:30)
17:00 - 23:00
時間無制限プラン選択の場合は、1部・2部をまたぐことは不可
③アカデミーデュヴァンテイスティングカーヴ
東京都渋谷区神宮前5丁目53-67 B2F
月~金(祝日含む) 11:00~22:00(最終入店21:30)
土・日 13:00~19:00(最終入店18:30)
いかがだったでしょうか。こちらの店舗を定期的に巡回し、理想は気に入ったワインや珍しい味と感じたワインは都度記録しておくとワインの知見がぐっと広がるはずです。どのお店も自信を持っておすすめします。