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鷹守護神のサファテ、熊本地震被災児童ら70名を招待し交流

田尻耕太郎スポーツライター

試合前の練習中には交流も

福岡ソフトバンクホークスの守護神、デニス・サファテ投手が5月7日、ヤフオクドームで行われたソフトバンク対楽天に、熊本地震で被災した益城町と熊本市秋津地区の児童35名をはじめ保護者や引率ボランティアら合わせて約70名を招待した。「九州キリスト災害支援センター」の活動に賛同して実現した。

子どもたちと交流したサファテ
子どもたちと交流したサファテ

熊本からの一行はヤフオクドームに到着後、グラウンドにて練習を見学。サファテ投手をはじめ、工藤公康監督やホークスのナインとの交流も行った。

「ダイジョウブ、マイ プレジャー」

工藤監督も子どもたちのもとへ
工藤監督も子どもたちのもとへ

サファテは通訳を介しながら「今日は皆さんに楽しんでいってもらいたい。そして勝てるように頑張ります」と話し、最後は「アツオ-!」と子どもたちと一緒に右手を突き上げた。子どもたちには球団オリジナルの「熱男」タオルをプレゼント。また、自身の練習後には子供たち全員にサインとハイタッチをし、御礼の言葉には「ダイジョウブ、マイプレジャー(自分にとっても、喜び)」と笑顔で返していた。

東北支援にも積極的

サファテは東日本大震災への支援も積極的に行っている(昨年実績は1セーブにつき10万円。計410万円を寄付)。

また、今シーズンはここまで17試合に登板。0勝1敗9セーブ5ホールド、防御率1.06。9セーブは5月6日までの時点でパ・リーグ単独トップに立っている。

スポーツライター

1978年8月18日生まれ、熊本市出身。法政大学在学時に「スポーツ法政新聞」に所属しマスコミの世界を志す。卒業後、2年半のホークス球団誌編集者を経てフリーに。「Number web」でのコラム連載のほかデイリースポーツ新聞社特約記者も務める。2024年、46歳でホークス取材歴23年に。 また、毎年1月には数多くのプロ野球選手をはじめソフトボールの上野由岐子投手が参加する「鴻江スポーツアカデミー」合宿の運営サポートをライフワークとしている。

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