台風3号 大東島地方が強風域に 11日夕方に最接近
【台風3号 大東島の東の海上を北上へ】
強い勢力の台風3号は、11日(日)午前9時には南大東島の南およそ320kmの海上にあって、暴風域を伴いながら北北東へ進んでいます。中心の気圧は970hPa、中心付近の最大風速は35m/sとなっています。
大東島地方は、11日午前9時現在、風速15m/s以上の強風域に入っているとみられます。台風は今後、大東島地方の東海上を北上する見込みです。大東島地方では、断続的に雨が強まり、北寄りの風が強く吹く見通しです。海上ではうねりを伴い、6メートルの大しけとなる予想ですので警戒して下さい。
【6月に南大東島への接近は?】
6月の台風の発生数の平年値は1.6個、沖縄地方への6月の台風接近数の平年値は0.6個、そのうち南大東島への接近数は0.3個となっています。(1991年から2020年の平年値)大東島地方への6月の接近は2018年以来(2018年は台風5号と6号が接近)となります。
沖縄地方は、先月から今月にかけて接近した台風2号に続いての接近となります。今年は、梅雨時期に重なる台風接近に注意が必要です。