多肉のカビ/害虫に応急処置!簡単シュッの強い味方「ベニカXファインスプレー」
みなさん、こんにちわ♪
小さなお庭で多肉を育てるtaniku-dayのちかです。
お庭やベランダの多肉パトロール(通称タニパト)中に、傷みやダニを見つけてヒヤッとした事ありませんか?
今日はそんな時の応急処置にピッタリの「ベニカXファインスプレー」をご紹介します。
ベニカXファインスプレーとは?
有効成分:クロチア二ジン・フェンプロパトリン・メパニピリム
薬剤登録:農林水産省登録第22506号
性状:類白色水和性懸濁液体
剤型:スプレー状
商品の特徴
- 花や緑の幅広い植物に使える殺虫殺菌剤です
- 害虫に対しては即効性と持続性があります
- 病原菌の侵入を防いで病気も防除します
ホームセンターや園芸店でよく見かけますし、ネットでも注文可能です。
ベニカXファインスプレーを使うタイミング
ベニカXファインスプレーは殺虫殺菌剤ということで、虫や菌で傷んでいる多肉植物を見つけたらすぐにシュッとしています。夏も冬も時間帯を選ばないのがポイントですね。
例えば予防薬で有名なオルトランは、根から吸収し防虫効果を発揮しますが水分を吸収する必要があります。即効性がないので時間もかかりますし。
防ダニ剤の散布も翌日が曇りで気温が安定している日を選ぶ必要があるため、すぐに対処できないのがデメリットです。その点、ベニカXファインスプレーはいつでもシュッとして即効性があるので、見つけたらすぐ対処できるのがいいですね。
多肉植物に虫を見つけたらシュッ!
多肉植物につきやすい虫の代表が「カイガラムシとダニ」です。葉の裏に白い粒上になっているのがカイガラムシです。ベニカファインスプレーには記載されていませんが、シュッと散布した所しっかり駆除できていました。
また、葉の表面や裏に黒い斑点模様がついてたらダニの被害の可能性が高いです。ダニが葉を吸う時についてしまいます。そんな時も葉の表面と裏に散布しておくと被害が広がるのを食い止めることができます。
以前、カタツムリやナメクジの害虫に散布した事がありましたが、弱っていました。記載されていませんので、自己判断でお願いします。
調子を崩している多肉植物を見つけたらシュッ!
また、菌の繁殖により調子を崩している多肉植物も被害を食い止めることができます。特に灰色カビ病や炭疽病などの葉が茶色く変色する菌に効果的です。繁殖を抑制できますので、被害が広がるのを防ぎます。
軟腐病は初期であれば、効果を期待できますが、早めに茎をカットして被害を最小限に抑える方がいいと思います。
予防薬と併用し多肉を守ろう
ここまでベニカXファインスプレーについてお話ししてきましたがいかがだったでしょうか?多肉植物の予防薬ってついつい忘れてしまいがちで、虫や病気をみつけて「あーちゃんと薬散布しておけばよかったぁ」って後悔する事がよくあります。
ベニカXファインスプレーで駆除できますが、被害の痕跡を消す事はできないので、形が崩れたり黒い斑点が消えなかったりで残念な気持ちになってしまうんですよね。
となると、やはり予防薬で予防しておくのが大事だなぁーと痛感してます。