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【浜松市】天竜区・もう1枚の「月3キロ」!? 手掛かりは月までの距離と…

麻生のりこ旅ライター・地域情報発信ライター(浜松市)

某SNSのタイムラインで、「天竜区内に『月3キロの道路案内板』がもう1枚ある」のを知ったのは2021年8月のこと。

それまで何度か船明ダム湖畔の「月3キロ」の道路案内板は目にしていたけれど、もう1枚のは知らなくて。

某SNSにはヒントとして「横山郵便局の近く」と追記がありました。とっても気になったので、このヒントと月までの距離を手掛かりに探して行ってきました。

船明ダム湖畔にある有名な「月3キロ」道路案内板
船明ダム湖畔にある有名な「月3キロ」道路案内板

ちなみに上の画像が船明ダム湖畔にある有名な「月3キロ」道路案内板。ねっ。これはよく見るでしょ。

もう1枚の「月3キロ」道路案内板
もう1枚の「月3キロ」道路案内板

そしてこちらが、昨夏知ったもう1枚の「月3キロ」道路案内板。

2枚とも書かれている情報は同じ。

違うのは、船明ダム湖畔のは一般的な標識取付用ポールへ取り付けられているけれど、もう1枚のはご覧のようにコンクリートの壁にそのまま留められているところ…かな? あと「Tsuki」等のフォント?

これは実物を見たくな~る。ということで、ここからは見たい方のためにアクセス方法を簡単にご紹介しますね。

トンネルの脇に立つ有名な「月3キロ」道路案内板
トンネルの脇に立つ有名な「月3キロ」道路案内板

浜松市内から船明ダム湖畔沿いに国道152号線を北上し、「船明隧道」と「大川トンネル」を通過します。

有名な「月3キロ」道路案内板は、船明隧道の脇に立っています。トンネルをくぐる前から見えていますね。

夢のかけ橋
夢のかけ橋

そのまま北上すると、左前方に白とピンクの橋が見えます。

橋の名は「夢のかけ橋」。天竜川右岸にある「天竜ボートパーク 伊砂ボートパーク」と、左岸の「道の駅天竜相津花桃の里」とを結んでいる歩行者専用橋(自転車は通行可能)です。

対岸は月
対岸は月

道の駅を通り過ぎ、約700メートル北上すると、天竜川の対岸(右岸)に「天竜ボート場」の看板が。

月地区は、ちょうどあの辺りなんですよ。

横山橋
横山橋

さらに北上すること約3キロ。少し色の褪せたトラス橋「横山橋」を渡り、その先にある丁字路を左折しましょう。

その後は、
1)横山小学校と信号機を通過⇒
2)丁字路を伊砂方面へ左折⇒
3)橋(横山小橋)を渡り⇒
4)道なりにまっすぐ約200メートル⇒
5)横断歩道の手前を右折します。

奥に見えるのは浜松市天竜区竜川ふれあいセンター(写真に写っていませんが、横山郵便局は向かって右側にあります)
奥に見えるのは浜松市天竜区竜川ふれあいセンター(写真に写っていませんが、横山郵便局は向かって右側にあります)

上の画像、奥に写っているアイボリー色っぽい外観の建物は「浜松市天竜区竜川ふれあいセンター」です。

先述した「5)横断歩道」は、この建物付近にあります。横山郵便局はこのふれあいセンターの南側なんですよね。

ここまで来れば、あと少し!

もう1枚の「月3キロ」道路案内板
もう1枚の「月3キロ」道路案内板

お目当ての道路案内板は横断歩道の手前を右折し、そこから約60メートル先の右側に。

目立つような目立たないような。絶妙な存在感を放っている、もう1枚の道路案内板が目に留まるでしょう。

そうそう。
この道路案内板が設置されている手前の空き地の持ち主が気になったので、帰宅途中に図書館で調べてみました。
調べると云っても『ゼンリンの住宅地図 天竜市 磐田郡豊岡村・龍山村90'』を見るだけなんですけどね。

その結果、1989~90年頃の手前の空き地は、向かい側にあり今はもう閉鎖されている製材所の土地のようでした。

この場所に掲示された経緯は分かりませんが、それはそれで謎は謎のままで良いのかな。
と、図書館の駐車場から隣の小山を仰ぎ見つつ、思いました。

過去にwebメディア上で「月」について書きました▼
地名の由来を探る記事と、月地区の観光ガイド記事です。

「月」に「空」。天竜川流域に残るロマンティックな地名の由来を徹底調査してきた【静岡】(和樂web)(外部サイト)

「月まで3キロで行けるって本当?」天竜区に残るロマンティックな地名「月」へプチ旅行!(浜松・浜名湖だいすきネット)(外部サイト)

旅ライター・地域情報発信ライター(浜松市)

日本史ミーハーな旅ライター。トラベルメディアでは国内の観光スポットなどをめぐり、取材記事を執筆しています。旅先で好きなこと⇒マンホールの蓋探し・西洋館探訪・神社仏閣参拝・城めぐり(18/100) / 2017大河ドラマ直虎まだまだ応援中。ここでは静岡県浜松市へ出掛けたくなる情報を発信します。

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