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管理栄養士ママが教える!初めてのお弁当で1番大切なことは「ネガティブな思い出にしないこと」

管理栄養士しょこ離乳食・補完食専門家|不安を減らしてママの笑顔増やす!

初めての幼稚園や保育園のお弁当は、子どもにとって大切な成長の一歩です。

「何を入れたらいいの?」「ちゃんと食べてくれるかな?」と不安に感じることも多いですが、初めての経験がネガティブな思い出になると、その後のお弁当や食事時間がストレスになってしまう可能性があります。

だからこそ、お弁当時間を安心で楽しい経験にすることが何より大切です。

ここでは、子どもが笑顔でお弁当を楽しめるための4つのポイントをご紹介します。

1. 事前にお弁当があることを知らせる

子どもに事前に「お弁当の日」があることを知らせ、どんな内容が入るか話してあげましょう。「お弁当を楽しみにしていてね」とポジティブな気持ちを伝えることで、安心感を与えられます。慣れない環境でのお弁当でも、事前に知っていることで心の準備ができます。

一緒にお弁当を買いに行くところから始めました。
一緒にお弁当を買いに行くところから始めました。

2. 子どもが好きなものを入れる

初めてのお弁当には、子どもが大好きな食べ物を中心に詰めましょう。好きなものが入っていると、お弁当を開けた瞬間に喜び、自然に手を伸ばしてくれるはずです。食べやすくて見慣れたものを選ぶと安心して食べられます。

3. 好きなお弁当グッズにする

お気に入りのキャラクターや色のお弁当箱、カトラリーなどを使うことで、子どもが自分のお弁当を特別に感じられます。自分で選んだものだと、より楽しみながらお弁当時間を過ごすことができ、安心感が増します。

4. お弁当ごっこをする

事前にお弁当ごっこ遊びをするのも効果的です。家で実際にお弁当箱に食べ物を詰め、子どもがそれを開けて食べるという練習をしてみましょう。遊びながらお弁当に慣れ親しむことで、本番の日に戸惑わずスムーズに食べ始められるようになります。

お弁当箱を買ったのが嬉しかったようで、何回もお弁当ごっこをしました。
お弁当箱を買ったのが嬉しかったようで、何回もお弁当ごっこをしました。

このように、初めてのお弁当が楽しい時間になるよう工夫することで、子どもは安心して新しい環境に馴染み、ポジティブな思い出を作ることができます。栄養バランスは無理に気にせず、朝食や夕食で補えば大丈夫です。

最後に大切なのは・・・

食べた量ではなく、初めてのお弁当に挑戦したことをしっかり褒めてあげることです。それが、子どもの自信を育む大きな一歩となります。

離乳食・補完食専門家|不安を減らしてママの笑顔増やす!

Instagramにて離乳食・補完食について発信中!管理栄養士歴14年目。病院・保育園にて離乳食の献立や調理経験を活かし、「不安を減らして離乳食時間を親子のかけがいない時間に」という想いで活動中。 現在3歳児の子育て中、自身の補完食やたんぱくリッチ離乳食の経験もたっぷりお伝えしています。

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