【管理栄養士が教える】免疫力アップで風邪知らず!家族全員笑顔で年越しするための食事の秘訣5つ
管理栄養士しょこです。
寒さが厳しくなるこの季節、風邪やインフルエンザが流行しやすくなります。特に年末年始は、風邪を引いた家族の看病で体力的にも精神的にも疲れが溜まりやすい時期です。免疫力を高めることがなぜ風邪予防になるのかというと、免疫力が強いとウイルスや細菌を早期に撃退でき、風邪を引きにくくするからです。
この記事では、冬を元気に乗り切るための免疫力アップの食事の秘訣を5つご紹介します。管理栄養士の私も行っている内容です。
秘訣1. 水分補給
冬の乾燥は体内の水分を奪いやすく、風邪やインフルエンザウイルスが侵入しやすい環境を作ります。免疫力を高めるためには、こまめな水分補給が重要です。冬でもこまめな水分補給が必要です。
特にスープや味噌汁、温かい飲み物は水分とともに体を温め、免疫細胞が活発に働く環境を作る手助けをします。寒い日でも積極的に温かい飲み物を摂り、体を内側から守りましょう。
秘訣2. 冷たい飲み物は注意
寒い冬に冷たい飲み物を摂ると、体温が下がり免疫細胞の働きが鈍くなる可能性があります。代わりに、温かい白湯やお茶を取り入れることで、腸が温まり、免疫力の源となる消化吸収がスムーズに行われます。朝一番に温かい飲み物を飲むことで、体が目覚め、免疫力がアップします。
秘訣3. 冬の食材を取り入れる
冬の旬の食材は、栄養素が豊富で体を温める作用があります。大根や白菜、かぼちゃなどはビタミンやミネラルを多く含み、免疫力アップに効果的です。鍋料理などで温かい料理を摂ることで、体内から温まり、風邪を引きにくい体を作ることができます。旬の食材を取り入れることで、家族みんなで健康的な食事を楽しめます。
秘訣4. 香辛料の活用
香辛料は血行を促進し、代謝を上げることで体を内側から温めてくれます。
しょうが、にんにく、ネギ、唐辛子などは冬の食事にぜひ取り入れたい食材です。ただし、お子さんがいると香辛料がなかなか使えないと感じる方も多いかもしれませんが、少量隠し味程度でも構いません。例えば、鍋料理にしょうがを少し加えるだけで風味と体を温める効果がアップします。家族全員が楽しめるバランスで活用してみてください。
秘訣5. 風邪予防のための栄養素
風邪予防に欠かせない栄養素を積極的に摂ることが大切です。特に次の栄養素は免疫力を高めるために役立ちます。
- ビタミンC(みかんやブロッコリー):免疫細胞の働きを活性化し、体をウイルスから守るサポートをします。
- ビタミンD(きのこや鮭):免疫システムのバランスを整え、体の防御力を高めます。
- たんぱく質(鶏肉や卵):免疫細胞の材料となり、体内での修復や防御機能を支えます。
これらを日々の食事に取り入れることで、体を内側から守る力を高めましょう。
まとめ
年末年始は風邪が流行しやすい時期です。家族の一人が風邪を引くと、看病で負担が増え、さらに感染が広がることもあります。この時期は病院が休みになることも多く、体調管理がより重要です。水分補給や温かい飲み物の習慣、冬の旬食材や香辛料の活用、そして風邪予防に必要な栄養素を摂ることで免疫力を高め、家族全員が健康で笑顔の年越しを迎えましょう!