一度関係が築けると安心してしまい、1週間連絡を取り合わなくても平気です~おみおじリポート(124)~
Zoom画面越しでも感じの良さと清潔感のある美しさが漂ってくる人
※2022年10月27日追記。早坂さんは半年間の受けオネット期間を終了し、自動退会日を迎えました。残念ながら結婚につながるような出会いはオネットではご紹介できませんでしたが、彼女の幸せを祈りつつ見送りたいと思います。
こんにちは。大宮です。自分の周囲にいる独身男女の婚活を前のめりで支援する「お見合いおじさん活動(略称:おみおじ)」を婚活パーソナルトレーナーのマチコ先生と一緒に推進しています。僕の読者(この記事を読んでいるあなたも該当します)で「そろそろ結婚したい」という人をオネット(大宮ネットワーク)にお迎えし、良縁を結ぶことをお手伝い中です。本連載ではその活動の一端をレポートしています。オネット会員の種類(受けor攻め)と募集についてはこちらをご覧ください。
「留学中にもお付き合いした人がいますが、結婚する覚悟は私がなかったのだと思います。『ここで結婚したらずっとアメリカに住むことになるな』という気持ちを相手にしっかりと読まれていて、関係がギクシャクして別れたこともあります。私のほうから飽きたり嫌になったりすることはほとんどありません。でも、一度関係が築けると安心してしまい、1週間ぐらい連絡を取り合わなくても平気でいたりします」
過去の恋愛関係を率直な口調で振り返ってくれるのは東京在住の早坂直子さん(仮名、48歳)。このインタビューはZoom画面越しに行っているのですが、それでも早坂さんの感じの良さや清潔感のある美しさがわかります。活力に溢れ、だけど「強さ」ではなく「明るさ」だけが伝わってくるような女性です。
真剣交際や結婚にまで進めない人に共通するのは「待ちの姿勢」と「言い訳」
そんな早坂さんが温かい家庭に憧れつつも独身のままで40代後半に至った理由は、本人もわかっているように「覚悟が足りない」と「まめじゃない」の2点です。前者は克服できているからこそオネットに参加したのですが、後者についてはマチコ先生が厳しめに指摘します。
「雰囲気のいい早坂さんはお見合いや仮交際は問題ないでしょう。ただし、連絡の頻度だけは注意してください。まめに連絡をくれるような40代50代の男性はすでに結婚しているか遊び人です。本気で結婚したいと思うなら、女性のほうからも根気よく連絡しなければいけません。ほったらかしでは何も進まず、最終的には自然消滅します」
多くの人とお見合いからの仮交際はできるのに、その先である真剣交際や結婚には進めない男女がオネットにも少なくないのです。共通するのは「待ちの姿勢」と「言い訳」です。相手から誘ってくれるのを待っていたり、仕事の忙しさや婚活疲れを言い訳にしたり。そうしているうちに時間はどんどん過ぎていきます。
逆に言えば、早坂さんが改善すべき点は「まめさ」だけ。今まで赤の他人だった人と短期間の交際を経て結婚を目指すのが婚活なので、連絡の頻度を意識的に増やすのはお互いを知るためにも必要なことです。ぜひ実践してほしいと思います。
30歳過ぎたら「個性で勝負」。立派な職歴やアクティブな趣味は明かしてOK
フリーランサーとして企業や大学での講師業をしている早坂さん。婚活を始めるにあたって、もう一つ気がかりなことがあるようです。それは、かなりアクティブな自分の経歴や暮らし方をどのぐらい表現すべきか、ということ。
「学生時代から海外旅行が大好きで、安宿に一人でも泊まったりすることも平気です。卒業後は東南アジアでのボランティア活動を数年間経験しました。一度帰国してから今度はアメリカに留学し、現地でも働きました。海外でも働いてきたことが私のベースになっていて、結婚しても仕事はぜひ続けたいです。海外旅行だけでなくスキューバダイビングなどの趣味もあります。でも、こういうことを男性に伝えると引かれてしまうでしょうか?」
この点に関してはオネットには独自の見解があります。マチコ先生の表現を借りれば、「年齢が上がるにつれて個性勝負になる」ため、職歴や趣味などは相手に伝えて問題ありません。それで引いてしまうような人からはこちらからお断り、ぐらいの姿勢で良いのです。いわゆる婚活ファッションで身を包んだとしても、より若い世代の同性と比べられたら負けてしまう、という事情もあります。30歳過ぎたら個性で勝負、ですね。
愛情深く育ててくれた親への感謝。私も誰かに無償の愛を注ぎたい
早坂さん自身も結婚相手には数字で見えるような経歴や収入は問わない、と断言します。ただし、何かに情熱を注いでいるような人と一緒にいたいという気持ちは譲れません。
「私は仕事が大好きなので、パートナーも自分の仕事にプライドを持っていてくれたら嬉しいです。仕事以外の趣味などにパッションを持っている方でも構いません。お互いに一人の時間も尊重できる関係だといいなと思っています」
一人暮らし歴の長い早坂さんですが、家族仲はとても良く、愛情深く育ててくれた親には深く感謝しているようです。だからこそ、自分も周囲に愛情を注ぎたくて、それが結婚したい理由でもあります。
「友だちが悩んだり苦しんだりしているときは全面的にサポートしてきました。私もサポートしてもらったことがあるのでお互い様です。人生のパートナーともそんな関係が築けたらと思います」
いま、仕事のほとんどがオンラインになったという早坂さん。首都圏にはこだわりがないので、どこにでも住めるそうです。
「ただし、ある仕事には週1で現場に通わなければなりません。その仕事が続く限りは東京に行き来ができる範囲で住めたらと思います」
早坂さんの活力があれば、僕が住んでいる愛知県からだって週1なら上京できますよ。オネットを使って全国の男性と出会い、住む場所などはお互いに譲り合い、来年の今ごろは結婚生活を楽しんでいてほしいと思います。
※文中の受けオネット会員は仮名です。早坂さんの詳細プロフィールやマチコ先生と大宮による超実践的婚活アドバイス(ヤフーの有料記事です)を読みたい方(=攻めオネット会員になりたい方)はこちらをご覧ください。