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意外と知らない「冷凍エビの下処理の秘訣」臭みを減らしプリプリ食感を楽しむ方法

ぱるとよ料理研究家

冷凍エビを使う際、特有の匂いやぬめりが気になることがありませんか?しかし、正しい下処理を行えば、この問題を解消し、エビ本来の美味しさを引き出すことができます。今回は、冷凍エビのおいしい解凍と下処理方法を解説します。

ステップ1: 塩水での解凍(約1時間)

エビを解凍する際は、塩水を使うのがおすすめです。海水と同じ約3%の塩濃度で解凍すると、エビが縮みにくくなります。

正確に塩分濃度を測るのがベストですが、少ししょっぱい程度で大丈夫です。実際、私もこの方法を使っています。

ステップ2: 片栗粉で洗う

解凍したエビの水気を切った後、片栗粉を使って洗います。180gのエビに対して大さじ1の片栗粉を揉み込み、洗い流します。

これでぬめりがずいぶん取れます。

その後、クッキングペーパーで水気を拭き取ります。

ステップ3: 酒を振る

エビに酒を振りかけ、5分ほど置いておくと臭みが軽減されます。

180gのエビに対しては、大さじ1の酒が目安です。

ステップ4: 湯がく

沸騰したお湯でエビを短時間茹でます。再沸騰したら引き上げるのがポイントです(えびがピンク色に変わればOKです)。

長く茹で過ぎるとエビが硬くなるので注意しましょう。

この方法で下処理したエビは、料理に加えるとプリプリとした食感が楽しめます。

最近のお気に入りの料理はエビとキノコのトマトクリームパスタ。とても美味しいですよ。

まとめ

  • ステップ1:塩水を使用してエビを解凍する。海水の濃度約3%を目安にし、少ししょっぱい程度でOK。
  • ステップ2:解凍したエビを片栗粉で洗う。180gのエビに対して大さじ1の片栗粉を使い、ぬめりを取り除く。
  • ステップ3:エビに酒を振り、5分置くことで臭みを軽減。180gのエビに対して大さじ1の酒を使用。
  • ステップ4: 沸騰したお湯でエビを短時間茹でる。長く茹ですぎないように注意し、プリプリの食感を保つ。

これらのステップに従って下処理を行うことで、冷凍エビも新鮮な味わいと食感を楽しむことができます。気になる方は、ぜひ試してくださいね。

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料理研究家

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