車屋さんに聞いた!災害・トラブル時に覚えておきたい発炎筒の使い方
こんにちは。いよいよ9月に入ってアウトドアな気分になっている方も多いのではないでしょうか。
しかし9月といえば台風の多い季節、天気予報にも注意を払う必要がありますね。
9/1には防災の日と制定されている通り、もしもの時に知識は一つでも多いにこしたことはありません。
今回は、私の住んでいる町。福井の車屋さん「浅穂」さんにもしもの緊急時に使える車の道具を聞いてきました。
一口に緊急時と言っても色んな場合が想定されるので、台風だったりで車が動かなくなった時に使える道具はありますか?と言うことで教えてもらったのがこちら。
車になら車載されている発炎筒(自動車用緊急保安炎筒)です。
使ったことあります?(私は無いです!)
発「炎」筒ということで、実は発「煙」筒では無いのです!
煙ではなく炎の光で周囲に自分の存在を知らせます。
台風の時である必要は無いのですが、高速でのエンジン・タイヤトラブルだったり、踏切で急に動かなくなったり等など周囲に自分の存在を知らせる際に使用します。
助手席の足元に設置されている場合が多いのではないでしょうか。
では早速使っていきましょう
使用方法は、本体に書いてあります。
と、いうか開けてみると多分使い方がなんとなくでも分かる方が多いと思います。
開けてみるとオレンジの筒が出てきました。
それぞれ赤とオレンジの筒を見るとこの通り、マッチのようにこすり合わせる部分がありますね。後は簡単ですね。
擦り板をこすり合わせると
この通り、赤い炎を出して光を放ちます。
煙もそこそこ出ますね。
発火時間はキャップにも記載されていますが5分です。(モノによって違うかもしれないのでぜひ一度ご自身の車の発炎筒を見てみてください)
ただし、事故などでガソリンが漏れ出ている所は引火の危険があるため事故車の近くで使用する場合はしっかりと確認しましょう。
あと煙もそこそこ出ますので空気が籠もりやすい場所も気をつけましょう。
いかがだったでしょうか。
危険な時は外に出かけないのが一番ですが、もしも遭遇してしまった際には発炎筒の存在も頭に入れてサッと使えるようにしておきましょう。
今回は福井県のあわら市で自動車屋さんを50年創業している浅穂さんにお邪魔してお話を聞きました。ご協力ありがとうございました。