【京都市下京区】昭和レトロな店内で味わう極上のとんかつ。ミシュランも認める名店『とんかつ一番』
五山の送り火も無事3年ぶりに全面点火され、いよいよ夏の終りが近づいてきました。それでもまだまだ暑い日が続きますので、皆様どうかご自愛ください。さて、これまで何度かミシュランガイドに掲載されたお店を紹介してきました。今回は京都で昔から愛され続けるとんかつ屋さんを紹介します。
可愛らしいブタさんが目印『とんかつ一番』。梅小路公園のすぐ近くにお店があります。大通りから奥まった住宅街にお店があるため、少し分かりにくい立地です。
創業60年と書かれていますが、実際には昭和35年創業の今年で72年だそうです。
レトロな雰囲気の店内は、昭和にタイムスリップしたような錯覚を覚えます。
「とんかつ一番」という名前のとんかつ屋さんは全国にありますが、元々は京都の木屋町にあったお店が元祖との事です。こちらの梅小路にあるお店は、木屋町の元祖とんかつ一番から暖簾分けしたお店。木屋町の元祖とんかつ一番はすでにお店を畳まれており、直系にあたるお店はこちらだけになりました。
「名代とんかつ」1,500円、プラス250円でごはんと味噌汁が付きます。
こちらのとんかつは、デミグラスソースで味わいます。自家製デミグラスソースは10日間煮込んで作られているとの事。しっかりとしたコクがありながら、あまり濃厚ではないデミグラスソースは、とんかつとも良く合います。お肉は噛みしめると、ほのかな脂の甘味が口中に広がります。少し厚みのあるお肉ですがとても柔らかく簡単に噛み切れました。
路地裏の住宅街に古くから佇み、70年以上続くレトロなお店。地元で愛され続けているからこそ続いていける、そんな素敵なお店でした。平日のランチタイムには日替わりサービス定食がなんと700円で提供されています。皆様も一度、足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
とんかつ一番
〒600-8265
京都府京都市下京区徹宝町403
電話番号:075-371-0722
営業時間:11:30~14:00 / 17:00~20:30
定休日 :火曜日
※火曜日が祝日の場合は変更あり
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