「写真のような”さつまいも”は買わないで!」元スーパーの店員が必死の呼びかけ【そのワケとは?】
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秋はさつまいもが美味しいシーズンになってきますよね。店頭では紅はるか、鳴門金時、安納芋などいろいろな品種が並びます。どの品種も特徴があり美味しいのですが、品質によっては買わない方がいいハズレのさつまいももあります。
では冒頭の写真はなぜ買わない方がいいのでしょうか?その答えを元スーパーの青果担当者の私が解説しますね。
芽が出たさつまいもは買わない方がいい!
冒頭の写真のさつまいもをよく見ると、芽が出ているのがわかります。さつまいもは、適した環境になると芽を出し始めます。その栄養はどこから供給されているのでしょうか?
答えは簡単です。芽は、さつまいも自体に蓄えられた栄養を利用して成長します。芽が出始めると、次々と新しい芽が出てくることが多いです。
このように芽が出ると、さつまいもの品質は徐々に低下し、保存期間も短くなります。そのため、芽が出ているものは購入しない方がおすすめです。
芽が出たさつまいもは食べても大丈夫!
さつまいもの芽が出たとき、「食べても大丈夫かな?」と迷うことがありますよね。じゃがいもの芽にはソラニンやチャコニンといった天然毒素が含まれており、しっかり取り除く必要があります。一方、さつまいもの芽にはそのような毒素は含まれていません。そのため、安心して食べることができます。
ただし、芽自体は取り除いて調理するのが望ましいです。
さつまいもを購入したときには芽が出ていなくても、保存中に芽が出てしまうことがあります。
そんなときは早めに調理して食べるのがおすすめです。前述の通り、芽が出たさつまいもは次第に芽が成長し、品質が悪くなってしまうので注意しましょう。
まとめ
- 冒頭の写真のさつまいもは、芽が出ている。
- 芽が出たさつまいもは、品質が悪く買わない方がいい。
- 芽が出てもさつまいもは食べることができる。
- 芽が出たさつまいもは、出来るだけ早く食べる。
気になる方は、ぜひスーパーでさつまいもを買う前にチェックしてくださいね。
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