しだれ梅が圧巻の美しさ!椿とのコントラストが印象的な京都の名所「城南宮」【撮影スポット紹介】
この季節のお出かけにおすすめの撮影スポットを、筆者が過去に撮影した写真とともに紹介します。梅の名所「城南宮」(京都市伏見区)です。
城南宮「神苑」
〒612-8459 京都市伏見区中島鳥羽離宮町7番地
拝観時間:午前9時~午後4時30分(受付は午後4時終了)
拝観料:大人1000円、小・中学生 600円
禁止事項:神苑内での飲食、撮影時の三脚・一脚・脚立・自撮り棒の使用、座ってのスケッチなどは禁止。
WEB:城南宮 | 京都の南、方除け ・厄除けの祈祷、車のお祓いの神社。巫女が神楽を舞い、庭園は花と紅葉の名所です
しだれ梅が集中的に集まる庭園
城南宮では2月~3月にかけて梅や椿の花を楽しめます。城南宮の「神苑」には150本もの「しだれ梅」があります。椿も50品種、約300本の木があって見事です。
春先の梅が見ごろの季節になると「しだれ梅とつばき祭り」が開催されます。今年は2024年2月18日~3月22日の期間です。
城南宮の梅の庭園の特色はしだれ梅が密集していることです。ふつうの庭園や梅林ではしだれ梅の木が何本か点在していることはよくありますが、城南宮のように
枝が垂れるしだれ梅は、下から広角のレンズであおるように撮ると迫力があります。
淡い桃色の花と白色の花を中心に、たくさんの梅の木が並んでいます。
木々が密集しているので望遠レンズで一部を切り取るように撮ると華やかで幻想的な空間を写真で表現できます。
筆者が撮影に出かけたのは3月上旬の頃でした。花が散り始めている時期は花びらがじゅうたんのように敷き詰められていて美しいです。梅の花は同じ春の花の桜と比べると長い期間楽しめるのが良いですね。
椿と梅の組み合わせが美しい
2月~3月の城南宮は梅の花だけではなく、椿の花も見ごろを迎えています。
城南宮は椿の花も約300本とたくさん植えられていて見ごたえがあります。種類も多様で50品種もあります。
椿はきれいな花がその形のまま丸ごと落ちる特徴があります。花が落ちた様子も風情があって美しいです。
満開のしだれ梅と、緑の苔に点々と落ちる椿の花。春の城南宮を代表する美しい景色です。