地頭のいい子に育てたい!地頭のよさに関係する観察力を鍛える4つのポイントと避けるべき3つのかかわり方
地頭のよさってどんな風に鍛えられるの?
地頭のいい子に育てたい
そんな風に思うことはありませんか?
地頭のいい子は、観察力が高いといえます。
観察することで、あらゆる疑問が生まれ、それが学びにつながるのです。
生まれ持ったものだけでなく、日常生活で工夫することで観察力を向上できます。
観察力の鍛え方と、やってはいけない関わり方についてお伝えします。
我が子を地頭のいい子どもに育てたいと思っている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
地頭のよさにつながる!観察力を鍛える4つの関わり
地頭のよさの基本となる、観察力を鍛えるためのかかわり方について解説していきます。
今日あったことを話してもらう
子どもに今日は何をしたのか教えてもらいましょう。
自分で見たもの感じたものを言葉にすれば、日々の変化に意識的に気づくことができるようになっていきます。
子どもが「なにもなかった」と、返答に困っているような場合は、声かけを工夫してみましょう。
- 今日、学校で一番覚えていることってなに?
- 休み時間は何をして遊んだの?
- なんだか元気ないね
具体的な内容を質問することによって、子どもは答えやすくなります。
また、子どもが嬉しそう、元気がなさそうなど変化がある場合は、その変化について尋ねてみることも大切です。
コミュニケーションを通して、観察力だけでなく、親子の絆も向上することでしょう。
子どもにたくさん質問する
子どもに些細なことを質問してみます。
そうすると、子どもは親に教えたい一心で自分なりに考えたり、調べたりし、答えを出してきます。
疑問に対して、調べたり考えたりする力が身に付くでしょう。
また、親にふとしたことを質問されることで、子ども自身も些細なことを疑問に思い、観察するくせがつくのです。
外遊びをする
外の世界は、日々変化しています。
天気や、気温、雲の流れや、季節により生い茂る植物が変わってくる様などです。
毎日同じ様子はないので、その変化を子どもに感じてもらえることでしょう。
観察記録をつけてもらう
ネイチャージャーナルという自然観察の手法があります。
「絵、ことば、数字」の3つの言語で自然を観察する方法です。
大人でも子どもでもでき、スケッチの上達や、瞑想といった目的の側面もあります。
毎日自然を観察してもらうことで、変化に気づくことができる他、新たな発見が生まれる可能性もあるでしょう。
親が避けるべき3つの関わり方
地頭のいい子に育てたいと思ったときに、避けるべき3つのかかわり方についても解説していきます。
先回りして教える
子どもが新たな発見をしたら、親がその成り立ちや仕組みを解説してしまうことがあります。
そうすると、子どもは自分で考える力を失ってしまい、わからないことは親に聞けばいいという考えになってしまうのです。
子どもが興味深そうにしていたらまずはその姿を見守ってあげましょう。
子どもの発言を急かす
子どもに質問した際、答えを急かさないようにしましょう。
観察内容について質問したとき、必ずしも子どもの答えが必要なわけではありません。
子どもに考える機会を与えること自体が大切なため、答えに詰まっているからといって無理に回答を急かさないようにすることが大切です。
親の価値観を押し付ける
親が先に答えを言ってしまったり、自分の意見を言ってしまうと、子どもはどうしてもその側面からしか物事を捉えられなくなります。
まずは、子どもの意見を聞きだし、受容してあげましょう。
まとめ
子どもの地頭のよさにつながる観察力は、日々の暮らしや声かけを少し工夫することで養うことができます。
親子でコミュニケ―ションを取りながら、楽しく観察力アップできたらいいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。