4冠統一戦を控えたWBA/WBC/IBFスーパーウエルター級チャンプ
WBA/WBC/IBFスーパーウエルター級チャンプ、ジャーメル・チャーロvs.WBO同級王者、ブライアン・カスターニョの4冠統一戦が近付いてきた。
カリフォルニア州サンタモニカのチャーチル・ボクシングクラブでキャンプを張っていたチャーロが、試合3日前に練習を公開した。その時の言葉をお届けしよう。
チャーロは言った。
「ゴングが待ちきれない。距離を取った戦いを俺は望まない。ヤツを壊してやる。
お客さんを熱狂させ、かつ喜ばせたいね。カスターニョは今回、何点か戦い方を変えてくるだろう。そうしなければ、早目にリングで眠ることになる。まぁ、どんな戦い方をしたって、俺はヤツをKOするつもりだよ。
カスターニョ戦に向け、十分な準備をした。他のファイトと同じようにアプローチしていく。どちらが優秀かを、じっくり見てほしいね。
俺はずっとパウンド・フォー・パウンドと呼ばれること以上に、主要4団体を束ねることを目標としてきた。その時が訪れるんだよ。パウンド・フォー・パウンド論は気にしちゃいないが、今回統一チャンプになったら、自然と俺の名も、そのリストに挙がるんじゃないか。勝利すれば、誰もが俺を認めざるを得なくなるさ。
俺自身の中身は変わらないが、ファイトスタイルは何点か改良している。その利点を今回発揮することになるさ。直ぐに試合が終わるかもしれないし、12回フルに戦うかもしれない。前回の対戦とどう変わるかは分からないね。
南カリフォルニアは、今ちょっと寒い。でも試合の夜は、俺がファンを熱くさせてやるよ」