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【名古屋市中区】懐かしの和空間『甘味や 澤田商店』でいただく「さつまいもぜんざい」@伏見

Satoko_Okumaライター/ごま食堂(名古屋市)

地下鉄鶴舞線・伏見線「伏見」駅から南へ歩いて10分ほど、御園通りの一本西・中ノ町通りにある『甘味や 澤田商店』をご紹介します。

歴史を感じる看板と「氷」の文字、赤いのれんが目印です。
「澤田商店」は伏見の地で昭和初期から80年続く、老舗の氷屋さん。
建物は、「名古屋市認定地域建造物資産」として認定されているんだそう。

そんな「澤田商店」が『甘味や 澤田商店』になったのは、今から4年ほど前の2019年。建物の老朽化に伴いリノベーションを計画・クラウドファウンディングを経てのことでした。

看板商品である「かき氷」が一年中食べられるほか、秋以降は「石焼きいも」&「お芋を使ったツイーツ」が食べられるということで、おやつの時間に行ってきました。

店頭で真っ先に目に入るのは、手書き文字の「スタッフのオススメ」
ちょっと寒さが気になるようになってきた今、やっぱり温かな「おいもスイーツ」が気になります。

だしみたらし・くろごま・粒あんきなこ・やきいもあん・抹茶あんの全5種類の焼き団子も1本から購入OKとあり、何を食べようか迷ってしまいつつも

やっぱり選んだのはこちら「おいものぜんざい」(税込770円)です。
おわんの真ん中には、焼き芋で作った芋きんとん、まんまるやわらかな白玉に、とろりと甘い粒あんがたっぷり
ぜんざいによく合うに違いない「ほうじ茶」(税込110円)も一緒に注文。

横にちょこんと添えられた塩昆布がよいアクセントになっています。

ほくっとした口当たりの「さつまいもきんとん」。手のひらサイズのお碗ですが、見た目以上にしっかりと食べ応えがあります。

パリッと挙げられた「むらさき芋チップ」の食感&ほんのりとした塩気も◎です。
お店の方に「もっと食べたいくらい美味しかった」と伝えたところ「おいもチップス」のテイクアウト販売もあるとのこと。

店内は、レトロな飴色モザイクタイルのテーブル席のほか、カウンター席もあります。

店頭にはテイクアウト用の焼き芋も並んでいます。この日は4種類!
スタッフの方いわく、お芋の種類によって味わいが異なるので、ぜひ好みをお伝えください!とのことでした。

Sサイズをいくつか購入して、食べ比べるのも楽しそうです。

長きにわたり伏見の町を見守り続けてきた「澤田商店」。そんな「澤田商店」が手がける『甘味や 澤田商店』でほっとひといき、おやつ休憩を楽しんでみてはいかがでしょうか。

店舗詳細

店名   甘味や 澤田商店
住所   愛知県名古屋市中区栄1-13-31
電話   052-231-4162
営業時間 11:30〜19:00(L.O.18:30)
※冬期の日・月・祝日11:30〜18:00(17:30L.O)
定休日  火曜日(8月は無休)、1•2月の月曜日
公式サイト(外部リンク

ライター/ごま食堂(名古屋市)

名古屋市在住のフリーライター・大熊智子です。各種広告や企業広報を中心に【書く仕事】をしています。得意分野は、アート・医療・健康・地域文化・食・暮らしなど。取材・インタビューもお任せください。 また、『ごま食堂』の屋号で「食や自然を通じて、すこやかになる」をテーマに、料理教室やワークショップも開催。 グーグルマップなしでは目的地に辿り着けない方向音痴ながらも、趣味は散歩と町歩き。おいしい・楽しい・行きたくなる、名古屋の魅力をお伝えします。

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