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オートバイのあれこれ『令和のYSR50!? E-FV』

Rotti.モトエンスー(moto enthusiast)

全国1,000万人のバイク好きたちへ送るこのコーナー。

今日は『令和のYSR50!? E-FV』をテーマにお話ししようと思います。

去る10月に開催されたジャパンモビリティショー2023にて、ヤマハから面白そうなバイクが出展されていました。

E-FV』!

▲ジャパンモビリティショーにて展示されたE-FV(画像引用元:ヤマハ発動機)
▲ジャパンモビリティショーにて展示されたE-FV(画像引用元:ヤマハ発動機)

結論から言うと、電動のミニバイクです!

E-FVは、ヤマハの若手エンジニアたちが「電動モビリティの楽しさの追求」をテーマに掲げ有志で作ったプロトマシンの一つで、スポーツライディングをハードルの低いところで気軽に楽しめるよう開発したとのことです。

パワーユニットはヤマハの電動トライアルバイク『TY-E』のものを流用し、トランスミッションが無く、女性などでも簡単に走らせられるのがポイント。

そして興味深いのが『アクティブ・サウンド・コントロール』というデバイスが内蔵されていることです。

これによって、バッテリーの電源をオン/オフする際に音が鳴ったり、一般的なガソリンエンジン車の排気音を再生することも可能だそうです。

私は結構古いバイクが好きなので、このE-FVを見た時に、80年代に生まれた『YSR50/80』をつい思い出してしまいました。

▲1986年にデビューしたYSR50(画像引用元:ヤマハ発動機)
▲1986年にデビューしたYSR50(画像引用元:ヤマハ発動機)

もちろんE-FVとYSRは全然似ていませんが、“ヤマハのミニバイク”という共通点から「現代版のYSRや!」と感じたのです。

ちなみに、YSR50はレプリカブーム全盛期の1986年(昭和61年)3月に登場しました。

当時のヤマハのワークスマシン『YZR500』をミニサイズにしたような佇まいで、50ccの原付モデルながらスポーツ派の本格的な作りとなっていました。

半年後の86年9月には少し排気量を大きくした『YSR80』もラインナップされ、当時のレプリカブームの下、50も80も大人気モデルとなりました。

いつか、E-FVとYSRがミニサーキットでバトルするのを見てみたいですね。

▲E-FVとYSRがサーキットで競うところを見たい!(画像引用元:ヤマハ発動機)
▲E-FVとYSRがサーキットで競うところを見たい!(画像引用元:ヤマハ発動機)

モトエンスー(moto enthusiast)

バイクを楽しむライター。バイク歴15年で乗り継いだ愛車は10台以上。ツーリング/モータースポーツ、オンロード/オフロード、最新バイク/絶版バイク問わず、バイクにまつわることは全部好き。

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