高熱を出した子どもの様子がおかしい!「熱せん妄」のリアルと小児科医に聞いたとっさの対応
子育てしていると、子どもが高い熱を出してハラハラすることもありますよね。
よく聞くものに「熱性けいれん」があります。
発熱中にけいれんを起こすもので、初めて熱性けいれんを目にした方は、驚いて救急車を呼んでしまった!という方も少なくありません。
発熱中に起こりうるリスクとして、熱性けいれんはだいぶ認知が進んでいる気がします。
熱性けいれんを詳しく知りたい方はこちら▼
日本小児神経学会「熱性けいれんとはどのような病気ですか?」
では「熱せん妄」はどうでしょうか?
ネットで調べても情報が少なく、実際に我が子に起きたことでとても怖い思いをした方は少なくありません。
今回はそんな熱せん妄について、あるママから寄せて頂いた体験談をまとめました。
また、万が一熱せん妄が起きた際の「とっさの対応」について、小児科医のテル先生(テル先生のInstagramはこちら)に教えて頂きました。
では最初に体験談からどうぞ。
ここまでが体験談です。
この体験談の投稿(Instagram)には「我が家も熱せん妄になりました!」というたくさんの体験談がコメント欄に寄せられました。
▼体験談を読む▼
まめねこのInstagram「熱せん妄を知っていますか?」第1話を見る
※コメント欄をご覧ください。
この体験談では恐怖に怯えていますが、中には「焦点の合わない目でずっと笑っていた」「部屋の中をぐるぐると走り回っていた」というパターンも。
色んな出方があるので、ぜひチェックしてみてください。
「熱せん妄」が出た!どんなことに気を付けたらいいの?
それでは実際に熱せん妄が出てしまったらどんなことに気を付けたらいいのでしょうか。
Instagramで小児科医として、ママ達に知ってほしいことを多数投稿しているテル先生に聞いた内容をまとめました。
熱せん妄、基本一過性で怖いものではないけれど
テル先生が繰り返し話していたのは、熱せん妄と脳炎、脳症、髄膜炎の時の症状を見極めることが大切だということ。
マンガ内にもありますが、長時間続く熱せん妄、意識障害を伴うもの、けいれん、麻痺を伴う場合は早めに受診し、医療機関に相談することが大切です。
これからの季節、インフルエンザにノロ、ロタ、溶連菌、マイコプラズマ肺炎、RS、アデノ…と高熱を伴う感染症の流行時期。
万が一に備え、ぜひ多くの方の目に留まることを願っています。
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