【育児】反抗期!?小言がうるさい父に嫌気が差した息子の、予想の斜め上を行く反抗方法とは?
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こんにちは、ニシムラマコジです。
これは息子が6歳の頃のことでした。
当時息子は軽い反抗期だったのか、僕が注意をするとすぐに
「とーちゃんキライ!」
という感じで悪態をつくのが日常となっていました。
かーちゃんが注意をした時はビビってすぐに従っていたのに、僕は完全にナメられていたのでしょう。
息子はまるで呼吸をするように
「とーちゃんキライ!」
と言いまくり、僕は「やれやれ」と思いながら日々を過ごしていたんですよね。
もちろんそれに対して注意はしておりましたが、それでも僕は「まあそのうち落ち着くだろう」と思って大して気にせず生きていたのですが…
ある日のことでした。
僕がいつものようにドアを開けっぱなしにした息子を注意したところ、彼はイラッとした態度を見せたんですよね。
「とーちゃんなんて大っキライ!」
とか
「とーちゃんなんて世界一キライ!」
とか、そんな感じのセリフを言われ続けていた僕は、
「どうせ今度はとーちゃんなんて宇宙一キライとか言うんだろ?」
と予測し、悪態をドーンと受け止める覚悟で息子が何を言うのか待ち構えておりました。
ところが…息子の悪態は僕の予想の遥か上を行くものだったのです。
「♪とーちゃんなんて大キライ〜♪ホントにーキライ〜♪」
何それ!?
なんと…
息子の口から飛び出したのはまさかのとーちゃんキライソングだったのです!
わざわざそんな歌を作詞作曲までするとは…。
おまけにストレートすぎる歌詞に妙にノリのいいメロディ。
そんな曲を即興で作り出すなんて、脱力したと共に息子にはクリエイターとしての素質があるかもしれないな、と思わず感心してしまった次第です。
それからしばらくして反抗期が落ち着いたのか、息子が悪態をついたりキライソングを歌ったりすることはほとんどなくなり、平穏な日常が戻ってまいりましたが…
ここで油断するわけにはいきません。
これから本格的な思春期を迎える息子が、この先再び父に反抗的な態度を取るのは間違いないと思いますので…
僕はドーンと構えながら引き続き息子を温かい目で見守り、時に妙な歌を歌われないように気をつけながら、親子共々成長していけるよう日々精進しようと思います。
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<登場人物紹介>
とーちゃん:この漫画の作者。家庭内ヒエラルキー最下位。
かーちゃん:作者の2歳年下の妻。ニシムラ家の絶対王者。
おーくん:小学校高学年。ちょっぴり泣き虫な男の子。
みーちゃん:小学校低学年。ちょっぴり気まぐれな女の子。
■現在や過去に我が家で起こった出来事を必死に思い出して発表しています。
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