【激痛事件】ラッキー!鼻骨が折れたのに小躍りした高校球児。彼はなぜ骨折を喜んだのか?
前回までのあらすじ
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病院で医者から「折れてるね」と言われてショックを受けた高校球児。この後どうなるか不安だったが…
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最初から読みたいぞ!という方はコチラの第一話からどうぞ!
この続きが読みたいぞ!という方はコチラの第六話へどうぞ!
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こんにちは、ニシムラマコジです。前回医者から鼻が折れていると告げられ、衝撃を受けた僕。まさか、俺の鼻は一生このままなんじゃ…。と不安になるも、どうやら曲がった鼻をまっすぐにする処置をしてくれるらしく、とりあえずホッとしました。ただ、そこの病院ではできないらしく、紹介された大きな病院に行くことに。ところが…
ギャーッ!
鼻をまっすぐにする処置は、まるで鼻に指を突っ込まれながら、背負い投げされたような痛みでした。実際そんなことをされたことはありませんが、とにかくそんな感じでした。この痛みが、僕の「人生で痛かったことランキング」第一位に躍り出たのは言うまでもありません。今までの一位だった、「呼吸困難になるほど深く尻にカンチョーが突き刺さった事件」がかわいく見えるほどでした。
処置の最後に、鼻の穴にガーゼをパンパンに詰め込まれ、さらに鼻に変なプレートみたいなのをくっつけられ、ようやく帰宅ができました。次の日、学校に行くと、早速その様子を見た先輩から「ロボ」というあだ名をつけられました。どうやら鼻のプレートが、ロボットっぽかったようです。でも…僕は辛くありませんでした。なぜなら…
この鼻のおかげで堂々と部活をサボれるからです!
補欠の中の補欠であるヘタレ部員にとって、キツい練習をしばらくサボれるのは神が与えてくれたバカンスのようなもの。だから僕は、骨折してラッキーくらいの感覚で、束の間の休日をのんびり満喫したのです。この後…絶望的な現実が待っているとも知らずに…。
果たしてこの先男の運命はどうなるのか!?気になる続きは、こちらの第六話からどうぞ!
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■現在や過去に起こった出来事を必死に思い出して発表しています。
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