【家庭菜園】一度苗を買えば更新しながら毎年収穫!イチゴ苗の上手な植え方
こんにちは、ファイナンシャルプランナーの園芸愛好家グロ子です。
物価上昇が止まりません。
家庭菜園を楽しみたいけどお小遣いが足りない…
そんなときは迷わずイチゴ栽培を始めましょう!
イチゴ苗は初夏に甘い実をつけます。
そしてその後「ランナー」と呼ばれるツルを伸ばして子株を作ります。
この子株を育てれば次の年のイチゴ苗ができるのです。
つまり一度苗を植えれば、その後毎年イチゴを収穫することが可能なのです。
ランナーから出来る株はクローンなので親株と同じ。
種取りと違い、先祖返りで別物のイチゴができる心配もありません。
これからは毎年おうちでイチゴ狩りができます。
うまくいけばネズミ算式にイチゴ苗が増えるかも?
まずは秋の作業、イチゴ苗の植え付けをやってみましょう。
イチゴ苗の定植期は10月~11月
イチゴ苗は冬になると休眠します。
なのでその前に定植し、根と土をよく馴染ませておく必要があります。
と、ここまではどのテキストにも書いてあるのですが、実際やってみて私は何回も失敗しました。
植え付けが早過ぎるのもダメみたい!
私は苗が出回るとすぐに購入し植え付けていました。
でも関西に住む私が10月初めに定植すると、その後の残暑でたちまち苗が弱ってしまうのです。
イチゴ苗は暑さに弱い。
定植は北日本なら10月から、南日本なら11月からでOK。
冬前に土に馴染ませるのも大事ですが、暑さにも注意して定植して下さい。
コガネムシの幼虫はイチゴ苗の大敵
イチゴ苗を植え付ける時は、苗の下や周囲の土をよく耕しておいて下さい。
これは根が張りやすくするためもありますが、コガネムシの幼虫を駆除するためでもあります。
イチゴ苗はコガネムシの幼虫の大好物。
ここで駆除できなければ、休眠期にガッツリ根を食べられ、そのままイチゴ苗は目覚めることがありません。
各自のポリシーに従い、徹底的に手で退治するもよし、コガネムシの幼虫駆除剤をつかうもよし。
コガネムシの幼虫のいる土壌にイチゴ苗を植えることのないように注意して下さい。
肥料が多いと花が咲かない
イチゴ苗には肥料がちょっと多いだけで花が咲かないという性質があります。
花が咲かなければイチゴは採れません。
植え付けに新しい培養土を使う場合は、肥料を入れないで下さい。
栽培期間が長いのに、肥料が効きすぎると肥料焼けをおこして枯れてしまいます。
家庭菜園なら植え付け時の肥料はなくてもいいくらいですが、使い古しの土でどうしても気になるなら、苗から少し離して緩効性肥料を少量だけ使って下さい。
植え付け時に大切なのは、肥料ではなく堆肥や土壌改良剤です。
土に微生物や保守力があれば、ほんの少しの肥料でも効かせることができます。
素人にイチゴ苗の肥料コントロールは難しいので、少量でも肥料が効く環境を整えることを心がけて下さい。
イチゴ苗の植え付け方
イチゴ苗はランナーの切り口のない面に花を咲かせます。
苗をよく見るとしっぽみたいなランナーの残りがついています。
大鉢に複数個植える場合は、花の咲く面が外側に来た方がイチゴの収穫が簡単です。
一株植えする場合は気にせずに植えて下さい。
反対にどんな鉢に植える時も気にしないといけないのが深さです。
イチゴ苗はクラウンと呼ばれる中心部を、地表に出して植えないと枯れてしまいます。
とはいえ難しく考えなくても大丈夫です。
要するに買って来た苗の地表をそのまま活かし、埋めることなく植え付けて下さい。
深く埋めて土を被せることのないようにすればいいだけです。
購入した苗は種苗会社で理想的な深さに植えられています。
その状態を写真に撮って保存しておきましょう。
私は苗の写真を翌年ランナーで子株を作るときのお手本にしています。
定植したらあとは水やりだけ
定植後イチゴ苗は休眠期に入ります。
年内のイチゴ苗の作業はこれで終わりです。
あとはカラカラに乾燥することのないように、たまに水やりをして下さい。
夕方に水やりすると夜に水分が凍って根が傷む場合があります。
水やりは午前中にやるようにしましょう。
葉が枯れてきたら取ってしまってかまいません。
イチゴ苗を植えると、春が楽しみになりますよ!
詳しくはHPのBlogをチェックして下さい growfood365のHP ⇒ growfood365.net
私の家庭菜園の様子を解説付きでUPしているInstagram ⇒ growfood365
今日やったことをUPしている Twitter ⇒ growfood365
YouTubeもやってます!⇒ growfood365