この記事に興味を持ってくださりありがとうございます。なかにしののかです。抹茶スイーツが大好きで、主に関東の抹茶スイーツや各地のお取り寄せスイーツを楽しんでいます。

さて、みなさまは「濃厚」な抹茶スイーツはお好きでしょうか。「濃厚」と謳われる抹茶スイーツの中にも「え、そんなに濃厚じゃない…」と感じるものが時折あります。抹茶スイーツファンは、より濃厚な抹茶の香りを楽しめるものを求めている方が多い印象です。せっかく抹茶スイーツを楽しむなら、濃い方がいい。そんな方には本日ご紹介する抹茶スイーツがぴったりですよ。抹茶スイーツをよく召し上がる方ならご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、写真だけでも、楽しんでいってくださいね。

抹茶庵≪matchaan≫

抹茶庵さんは、福井県を中心に数店舗展開している抹茶スイーツ専門店です。オンラインショップでもお買い物ができ、全国の抹茶スイーツファンが濃厚な抹茶スイーツを求めて、抹茶庵さんに辿り着きます。

公式ウェブサイトのトップには「世界一の抹茶の濃さを目指しました。」と書いてあります。「抹茶スイーツの主役は『抹茶』である」と、日々お茶の魅力を探求し、さまざまな抹茶スイーツを販売していらっしゃいます。

実は、昨年の暮れに福袋をお取り寄せしました。今回ご紹介する抹茶フォンダンショコラのほか、抹茶ティラミスや抹茶プリン、抹茶カヌレといった抹茶庵さんの人気商品をたっぷり詰め合わせた福袋です。抹茶フォンダンショコラが単品で税込3,000円ですから、非常にお得でした。

抹茶フォンダンショコラ

割と大きなフォンダンショコラで、3〜4名でシェアしても十分に楽しめるぐらいのサイズ感です。紙のトレイに入って届きましたが、あまり生地が剥がれることなく綺麗にトレイから出すことができました。

ずっしりと、いかにも濃厚そうなビジュアルです。金箔があしらわれ、高級感がありますね。この1本で、お手前でいうと約20杯分の抹茶が使用されているとのことです。1杯で約2gですから、おおよそ40gの抹茶を使っているということです。一度にたくさん食べすぎると具合を悪くする可能性もありますので少しずつ切り分けて召し上がると良いと思います（お茶にはカフェインが含まれています）。また、このフォンダンショコラにはブランデーも含まれています。

抹茶庵さんの抹茶フォンダンショコラは、冷やしても、温めても美味しく召し上がれます。冷たい状態だと、口の中でゆっくりと口どけを味わいながら、生チョコのような感覚を楽しめます。温めると中の抹茶ガナッシュがとろけ、フォンダンショコラらしい濃厚な味わいが楽しめます。それぞれの良さを楽しんでくださいね。

わたしは、切り分けたものをレンジで20秒ぐらい温めました。室温やレンジの仕様などにより温まり具合は異なりますので、10秒ずつぐらい温めて様子を見てください。温めると、中のフォンダンが溶け出してきます。生地は柔らかくしっとりとして、全体的にとろりととろける食感が楽しめます。

確かに抹茶が相当に濃いのですが、思ったより度を越した苦みではありません。また、抹茶のほろ苦さというよりはブランデーによるほろ苦さの要素が強いように感じます。特にお酒が強くない方は、お酒の香りがするのにすぐお気付きになると思います。大人な味わいだな、と感じました。

また、フォンダンショコラなので、ほろ苦さとともにもっと喉に来るようなチョコレートの甘みもあるかと思いきや、それは全然ありませんでした。後味はかなりすっきりとしています。

抹茶スイーツを普段から召し上がる方からしてもきっと納得の濃厚さで、かといってやり過ぎでもない加減がちょうど良いです。少しずつ切り分けながら、ゆっくり味わいたいフォンダンショコラでした。

ずっと気になっていたのにお取り寄せできていなかった抹茶庵さんのスイーツ。抹茶スイーツファンがみな絶賛されている理由がよくわかりました。濃厚ながらもスイーツとしての美味しさを損なわない絶妙な抹茶加減がとても美味しかったです。たまにはみなさまも、お取り寄せなんていかがでしょうか。美味しい抹茶スイーツを作ってくださるお店のみなさま、そして記事をお読みくださるみなさまへ感謝申し上げます。ありがとうございました。