背番号を変更した選手たち。2021-2022セ・リーグ編。中村悠平と松原聖弥は2年連続の変更
セ・リーグ6球団のうち、広島東洋カープ以外の5球団には、移籍はしていないものの、昨年とは違う背番号の選手がいる(支配下→育成の選手を除く)。調べたところ、計12人が見つかった。
中村悠平(東京ヤクルト・スワローズ)と松原聖弥(読売ジャイアンツ)は、2年連続の変更だ。中村は、2009~20年の「52」から、昨年の「2」を経て、今年は「27」を背負う。「009」からスタートした松原は、2018年の夏から2020年までが「59」、昨年が「31」、今年は「9」だ。
中村と岸田行倫(読売)を含め、「27」の現役捕手は5人を数え、「2」「22」「32」と並び、最も多い。「27」を背負っている他の現役捕手3人は、會澤翼(広島東洋)と大野奨太(中日ドラゴンズ)に、古川裕大(北海道日本ハムファイターズ)だ。古川は、2020年のドラフト3位。一軍デビューはしていない。「27」をつけた歴代の捕手を思いつくままに挙げると、大矢明彦、古田敦也、吉原正喜、森昌彦、谷繁元信、伊東勤、中嶋聡、大宮龍男……。もちろん、彼らだけではない。現在は「26」の炭谷銀仁朗(東北楽天ゴールデンイーグルス)も、埼玉西武ライオンズ(途中から)と読売では「27」だった。
松原とチームメイトの吉川尚輝と山口俊も、背番号の変更は初めてではない。吉川は、2017~19年が「0」、2020~21年が「29」、2022年は「9」。山口が読売でつける背番号は、2017~18年の「42」、2019年の「11」、2021年の「99」に続き、「17」が4つめだ。ちなみに、横浜/横浜DeNAベイスターズ時代は「11」。2020年はトロント・ブルージェイズで「1」を背負った。
育成選手から支配下選手に戻った垣越建伸(中日)は、2019~20年の「61」を再びつけている。
なお、昨年まで読売の「9」と「17」だった亀井善行と大竹寛は、引退後も球団に残り、「79」と「108」のユニフォームを着て、それぞれ、外野守備兼走塁コーチと巡回コーチ(トレーニング統括補佐)を務めている。中日で「29」をつけていた山井大介も、球団を去ることなく、二軍の投手コーチに就任した。背番号は「83」だ。
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