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【山口市】銘菓豆子郎がお料理に?!本店でしか味わえない「小豆御膳」は例えようのない美味しさでした。

SAYAKAフリーライター(山口市・宇部市)

大内御堀にある「豆子郎の里 茶藏唵(さくらあん)」を訪れました。こちらでは、豆子郎全種類の商品が揃っていて、奥には茶房もあります。本日は、豆子郎本店でしか頂けないお食事をご紹介します。

お店から奥に入っていくと、西の京の風情を感じさせる建物があります。

こちらの建物は「茶藏館」です。

茶藏館では、様々な調度品やコレクション展示があって、なかなか見ごたえがありました。

併設の茶房では、豆子郎のお菓子を味わえるほか、季節限定やオリジナルメニューがあります。

そして、この茶房でしかいただけない豆子郎を使ったお食事メニューが、「小豆御膳(1500円)」です。(提供時間は11:00~14:00)

作り立てをお出しするため、「小豆御膳」は要予約となっています。

炊き立てで提供されるお赤飯。お菓子にもお料理にもなる小豆の扱いはさすがです。

シイタケとショウガの香の物。右側は、豆子郎の天麩羅。

生絹(すずし)豆子郎の和えもの。いわゆる生の豆子郎なのですが、甘みがありません。この御膳のためだけに作られる、特別な豆子郎だそうです。お馴染みの豆子郎からは想像つかないかもしれませんが、何とも上品な味付けと弾力がとっても美味しいと思いました!

御澄ましにも、甘くない生絹(すずし)豆子郎が使われています。こちらは季節によって豆子郎の具材が変わるそうですよ。

この食感はなんと表現すればよいのか・・蒟蒻でもなく、生麩でもなく。つるっとしていて、程よい弾力。温かいので表面が少しトロっとして、何とも舌ざわりが良いのです。甘くなくても優しいお味なんですよね。どこか懐かしくもある美味しさでした。

お食事の後は、羊羹とお抹茶。

茶房からも、隣接する日本庭園「大内四季庭」を眺めることができます。紅葉の季節には多くの観光客が訪れるそうです。

豆子郎のお料理を初めて頂きましたが、意外な美味しさに驚きました。郷土料理にしていただきたいほどです。「小豆御膳」はお味も量も上品で、腹持ちが良く、とってもヘルシーなお食事ですよ。季節によって内容が変わるのも、何度も訪れる楽しみになりますね。豆子郎の意外な一面を知って、ますます愛着がわいてきました。

豆子郎の里 茶藏館(さくらあん)
山口市大内御堀一丁目1番3号
電話番号:083-925-2882
茶房の営業時間:10:00~17:00(「小豆御膳」11:00~14:00)
定休日:元旦
※紅葉の時期は混雑が予想されます。「小豆御膳」はご予約をお願いします。
本社フリーダイヤル0120-21-5655(営業時間9~17時)でも承ります。

フリーライター(山口市・宇部市)

日常のほんのちょっとした愉しみを探していきます。趣味はヨガとピアノと書道。アロマ&クレイセラピスト、美容食学研究家。

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