ニンニク・アブラ・カラメを加えた味をカップ麺に再現?「野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン」をレビュー
「野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン」を食べてみました。(2024年2月27日発売・サンヨー食品)
この商品は、東京都渋谷区に本店を置く人気店「野郎ラーメン」の看板メニュー“豚骨野郎ラーメン”に“にんにく”・背脂の風味・カラメ(濃い目)を追加した味わいをカップ麺に再現したもので、非乳化のキリッとした豚骨醤油スープにワシワシとした噛み応えのある極太麺が絡む二郎系の一杯、“野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン”となっております。
では、今回の“野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン”がどれほど豚骨の旨味を凝縮したキレの良い仕上がりとなっているのか?食欲そそる“にんにく”の旨味や雰囲気ある背脂の風味、そして味を濃くするカラメ、ワシワシとした硬めの食感が表現された極太麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(105g)当たり474kcal。
食塩相当量は7.3gです。
次に原材料を見てみると、文字通りガッツリ系の豚骨醤油スープに“にんにく”・アブラの風味・カエシが加えられたことで食欲そそる旨味がこれまで以上に際立ち、最後まで飽きの来ないパンチの強い味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通りすでに粉末スープなどが入っていて、他に調味油、仕上げの小袋といった2つの調味料などが入っています。
では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:420ml)
そして出来上がりに調味油と“仕上げの小袋”を加えてよくかき混ぜたところがこちら。
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、非乳化のキリッとした豚骨醤油スープが絡むことで臨場感溢れるガッツリ系の一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、もっちりとした弾力はもちろん、ワシワシとした噛み応えのある極太仕様となっており、“にんにく”や豚骨の旨味をしっかりと利かせたキレの良い豚骨醤油スープらしいパンチのある味わいが口いっぱいに広がっていき、食欲そそる“にんにく”の風味やフライ麺特有の香ばしさが後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの“鶏・豚味付肉そぼろ”以外にキャベツ・フライドガーリックが使用されていて、特にこの具材は…ほどよく味付けされた肉の旨味がじゅわっと滲み出て来る仕上がりとなっていたため、まずはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほどガシッとした極太麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。
スープは、豚骨の旨味エキスなど脂や油分がスープ表面に広がり、じっくりと混ぜながら食べ進めていくに連れてコク深くもキリッとした口当たりが絶妙にマッチし、徐々に濃いめ・パンチの強い口当たりへと際立っていき、まさにカラメを加えた濃い目のテイストとなっています。
ということで今回“野郎ラーメン 豚骨野郎ラーメン”を食べてみて、豚骨の旨味をしっかりと利かせた非乳化の豚骨醤油スープに仕上げ、具材に使用された“鶏・豚味付肉そぼろ”やフライドガーリックからも良い旨味が滲み出し、そこにワシワシとした噛み応え抜群な極太麺が絡む食べ応え抜群な一品となっていました。
ただ、食べはじめは容器底に溜まっている粉末スープの馴染みが悪いせいか完全に溶けきっていない様子でしたので、しっかりと混ぜながら食べ進めていくと全体に旨味が広がっていき、“野郎ラーメン”らしいパンチの強い味わいがじっくりと楽しめるわけですが、決して脂ギトギトこってり系というわけではないので、思いのほか幅広い層に好まれるフレーバーと言えるのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
「野郎ラーメン」監修カップ麺 “豚骨野郎ラーメン” ニンニク・アブラ・カラメを加えた濃いめの一杯