【川崎市高津区】若者たちが溝の口から発信!脱炭素アクション「まるっとサステナキャンプ」二期生スタート
学校に通うようになると必ず勉強するようになった「地球環境の問題と課題」
そう思ったことはないでしょうか?
今回は、川崎市高津区溝の口を発信拠点として「脱炭素」の取り組みを行う若者たちが活動の主役に任命されたキックオフミーティング(2024/6/4)の様子をお伝えします。
「脱炭素アクションみぞのくち」とは
川崎市内でも溝の口エリアは「脱炭素先行先進地域」
- 再生可能エネルギーの利用
- シェアリングエコノミー
- 使い捨てしないもののリサイクル利用
- 水素エネルギー
- 食品ロスの削減
などなど・・・
まちの中にも脱炭素をする取り組みが見られるようになってきています。
一人一人ができることや周辺溝の口エリア協力企業で地球環境にやさしい活動を広げています。
近年の地球を取り巻く世界レベルの環境問題の焦点は、さらなる「気温上昇」です。
【参考】気象庁ホームページ
世界の年平均気温
その原因の一つが、温室効果ガスの中に含まれる「二酸化炭素(CO2)」。
ものを生産する過程や化石燃料の燃焼、森林火災などでも発生する二酸化炭素が地球温暖化の最大の原因であり、二酸化炭素の排出を抑える行動を「脱炭素アクション」と呼んでいます。
よく「カーボンニュートラル」という言葉は聞いたことがある!という人もカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量と吸収量を均衡を保つ)な世界を作るためにも「二酸化炭素の排出量の削減」は急務です。
脱炭素ポータル【環境省】
カーボンニュートラルとは
まるっとサステナキャンプ
脱炭素に対する先行事例がたくさんある溝の口で高校生、大学生、社会人がその取り組みを学び「発信」することでたくさんの方に「脱炭素アクション」を知ってもらうのが「まるっとサステナキャンプ」です。
「まるっとサステナキャンプ」の一期生の取り組みがまるっとサステナキャンプホームページ(外部サイト)で紹介されています。
過去にYahoo!ニュースエキスパート記事で川崎の過去の動画を視聴する「かわさき思い出上映会」で一期生が参加して川崎の公害について話しています。
Yahoo!ニュースエキスパート-みやもとまなぶ
【川崎市】まちの記録映像から昔の記憶を訪ねる「かわさき思い出上映会」
キックオフミーティング
その「まるっとサステナキャンプ」のインターン生の任命式とキックオフミーティングが建物としても100年近い歴史を持つ溝ノ口のシェアオフィス「nokutica(ノクチカ)(外部サイト)」で行われました。
高校生、大学生、社会人と若い年齢層を中心としたメンバーが集結しました。
川崎市環境局:神山さんより「この活動に参加していることに誇りを持っていただきながら、今の時代ならではの感性やツールを使って脱炭素アクションみぞのくちを広めていってほしい」とお言葉をいただきました。
川崎市にある若い力に期待したいですよね!
今回、キックオフミーティングでは、二期生として新メンバーも合流し、一期生から継続する「まるっとサステナキャンプメンバー」の司会進行を中心に進みます。
メンターの方々
一緒に活動される専門家の方からごあいさつもありました。
- 左:【環境メンター】武蔵野大学:明石 修さん
- 右:【脱炭素メンター】環境NGOビジネスディベロップメントアナリスト:細谷 優希さん(海外からビデオメッセージ)
メンターの方々から若い方も話しやすい雰囲気のお二人から今後の活動を楽しみにしていることが伝わってくるメッセージでした。
大学の先生や環境で仕事される方から話が聞けるのは、まるっとサステナキャンプメンバーにも刺激になりますよね!
今後の活動について
「脱炭素アクションみぞのくち」でまるっとサステナキャンプ2023年度の取り組みについて説明がありました。
そして二期生の取り組みでは、川崎市や地元DAM企業、メンターが協力してさらにパワーアップした活動を展開する予定です。
- 自分たちがもっと知る!:企業への訪問や現地調査、メンターさんによる勉強会
- みんなにもっと知ってもらう!:SNS投稿やnoteなどを使った発信メディアの活用
- みんなにアクションしてもらう!:イベントや企画の実行
ここからは、2つのことをワークショップ形式で進みます。
もっと「脱炭素アクションみぞのくち」を知ってもらうために
この活動の中で「実際にプロジェクトを知ってもらい、アクションを起こしてもらう人を増やすこと」が重要になります。そのために今足りないことを書き出してグループで検討してもらいました。
考えている間にちょっとだけ余談。
机に置いてあるパンが提供されています。
食品ロスの取り組みもこの脱炭素アクションの取り組みの一つなんです。
かわさきからエコ発信!脱炭素アクションみぞのくちnote
棄てるはずのものに新たな価値を生みだす、人気ベーカリーLenの商品づくり
ワークショップで意見をまとめ、若者2チームと大人チームに発表してもらいました。動画でご紹介します。
- 情報発信:SNSや口コミで広める。川崎のおもしろい人たちと繋がりコラボしたい。
- 教育:まわりに広めるためにも自分たちが知る。
- 「脱炭素」というキーワードが難しく感じる→身近に感じてほしい。
- 川崎市としても協力してほしい!イベントをすることで知ってもらう。
活発な意見交換がなされました。
それを受けたうえで、今後「脱炭素アクション」のまるっとサステナキャンプインターン生として「やってみたいこと」を発表してもらいました。
- アウトドアや身体を動かすイベント
- キャラクターのグッズ販売、LINEスタンプの作成
- 情報発信で川崎にもっと興味を持ってもらいたい
- 謎解きやスタンプラリー、ゲーム開発など楽しめるコンテンツを用意する
- マイクロプラスチックでのアクセサリー作り
- おもしろい発電をやってみる
- インフルエンサーやメディアなどに取り上げてもらいたい。
- 小学校への出前授業を増やす
大人の方も混じって若い世代が中心となっての発表も発見の多いものでした。
まるっとサステナキャンプインターン任命式
このインターン生がまるっとサステナキャンプ2期生となり、SNSなどを通じて、溝の口の脱炭素アクション全世界に発信します。先日発信を予定しているnoteのほうも開設され初回記事も公開されました。
note:まるっとサステナCAMP
【自己紹介】はじめまして。溝の口から脱炭素アクションを起こす「まるっとサステナCAMP」です。
最後に
今年度は11月に脱炭素をテーマとした「ファッションショー」を予定しています。
今後若者たちの得意を生かしたことや若い方の感性や独自の視点での発信を期待しています。
そして「地球にやさしい活動」は、まずはいろんな人に知ってもらうことから。
溝の口から発信する「脱炭素アクション」は、活動を協力していただけるパートナー企業や団体を通じて、彼らの活動を見かけた際はぜひ応援してあげてください!
この記事を読んで活動を知り、自分ごと化して動き始めることからあなたの「脱炭素アクション」は始まります。
脱炭素アクションみぞのくち「まるっとサステナキャンプ」
ホームページ:みんなと、まるくつながる、みぞのくち「まるっとサステナキャンプ」
川崎市ホームページ(環境局脱炭素戦略推進室)
:脱炭素アクションみぞのくち
SNS:Instagram(@dam_mizonokuchi)
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note:まるっとサステナCAMP
かわさきからエコ発信!脱炭素アクションみぞのくち