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“中学生男子の汗臭さ”を本人にどう伝える?教師が実践した子どもを傷つけない3つの伝え方

ナナホシ教育/子育て/学校

中学生の息子に汗臭いことを伝えたいのに、もしかしたら本人が傷つくかもと思ってしまうことってありますよね。どう言えばいいか迷います。こんな時は、どうしたらいいのでしょうか?今回は、子どもを傷つけない伝え方を解説します。

1. 一般論として話をする

直接的な指摘を避け、一般論として話をしてみましょう。自分の問題として考えるきっかけを作ることができます。

効果的な声かけ

「さっき、洗剤のCMをしていたけど、洗剤を変えると匂いが軽減されるらしいね。汗の匂いとかってやっぱり気になる?」

NGな声かけ

「あなた、臭いわよ。気づいてないの?」

2. 清潔に保つことのよさを伝える

小学校の家庭科では、衣服を清潔に保つことのよさについて学習しています。しかし、生活に活かすことは子どもにとって難しいのです。そこで、改めて清潔に保つことのよさを伝えます。

効果的な声かけ

「汗をかいたまま放置すると、ニキビとかの肌荒れにもつながるんだって。どうしたらいいと思う?」

NGな声かけ

「ちゃんと身だしなみ整えないと、みんなに嫌われるわよ。」

3. 具体的な方法をさりげなく提案する

効果的なケア方法を情報提供として伝えてみましょう。押し付けてしまうと、逆に反発してケアをしなくなってしまいます。

効果的な声かけ

「いまCMでやってた制汗スプレー、中学生で注目されているらしいね。使ってみる?」

NGな声かけ

「これ使いなさい。毎日忘れずにね。」

まとめ

今回、一般論として話をすること、清潔に保つことのよさを伝えること、さりげなく提案することを紹介しました。子どもの気持ちを大切にしながら、少しずつ伝えていきましょう。

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