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【大阪】超濃厚~!本場博多出身の店主による豚骨ラーメン店が2023年末に住吉に誕生していた!

TAR-KUNラーメンヲタク

関西を中心に食べ歩きをしていると、「オッ、これはこれからが楽しみだ!」と感じさせてくれる新店に出合う機会があります。

今回ご紹介するのも、開店されてそれほど月日は経っていませんが、店主の熱量がラーメンから伝わり、今後が楽しみだと思わせてくれたお店です。

お店の名前は【らーめん 志高】

福岡ご出身のご主人が2023年12月に大阪府・住吉区にオープンされた注目店です。

福岡の名店【博多一幸舎】で経験を積み、ご主人が衝撃を受けたという【桐麺】でその後修業され、独立されました。

お店の住所は住吉区清水丘。

最寄駅は我孫子道駅で徒歩でおおよそ5分ほど。専用の駐車場はありませんが、近くにコインパーキングがあるので車でのアクセスも可能です。

製麺室が併設されたカウンター8席のこじんまりとした店内を、にこやかなご主人が切り盛りされています。

◆とんこつらーめん

厨房に2本置かれた寸胴で、強火でグツグツと煮立てて提供される濃厚な一杯

長時間高火力で煮込みながら、濃度や色、骨の崩れ方、骨粉や肉片の量など目配りし、状態を判断しながら2本の寸胴で炊き上げていくそうで、まさに生きたスープだと感じるほど、手間と情熱が伝わってきます。

日々ブラッシュアップを重ねる自家製麺は、中太のハリのあるしなやかなタイプ

現在は北海道産の小麦粉を3種類と全粒粉をブレンド

すすった時のスープのまとわりつき方と、噛んだ時のギュッと詰まった小麦の味を体験してもらえるよう、今なお試作を繰り返されています。

トッピングには柔らかなチャーシューとメンマが入っており、どちらも美味しいです。

そして、絶対に注文して欲しいサイドメニューが焼きめし

毎回店主が鍋を振るって仕上げる焼きめしは、しっとりとパラパラの中間ぐらいの出来映えで味付けもしっかり付いており、アツアツで絶品

この焼きめしはお持ち帰りも可能なんです!

ご主人に少しお話をうかがうと、修業先である【桐麺】では製麺技術やスープ作りの技術はもちろんですが、マインド面、考え方が1番勉強になったそう。

ラーメン店主としてどうあるべきか? ラーメンや食材に対しての向き合い方、そして礼儀や義理人情、熱意や愛情などの人間的な部分で受けた影響が大きかったそうで、味も大事ですが、元気に笑顔でお客様を迎えることを大事にしています

ラーメンに一生懸命、お客様に一生懸命、元気をもらえるお店、そのうえで、うまい店が目標だそう。今後ラーメンも自分自身もどんどん成長させていきたい、と語ってくれました。

これからの大阪の豚骨ラーメンシーンを背負ってくれそうな、期待のラーメン店が登場しましたね!

ぜひ味わってみて下さい!

ラーメンヲタク

奈良県在住、関西を中心に食べ歩くコレクターラヲタ。19歳からラーメンの食べ歩きをスタートさせ、24歳で47都道府県食べ歩きを制覇。1ヶ月最高136杯のラーメンを食べた事もあり、2019年までに3200軒以上のラーメン屋を訪問。2018年からは雑誌『究極のラーメン関西版』の選考員を務めるほか、NHK関西『ぐるっと関西』、奈良テレビ『ならフライデー9』にも出演。

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