村上宗隆の通算191本塁打は「最初の6シーズンに打ったホームラン」の歴代何位に位置するのか
村上宗隆(東京ヤクルト・スワローズ)は、これまでに191本のホームランを打っている。各シーズンの本数は、2018年が1本、2019年が36本、2020年が28本、2021年が39本、2022年が56本、2023年は31本だ。
一軍でプレーした最初の6シーズンに191本塁打は、1996~2001年のタフィー・ローズと並び、7番目に多い。
彼らの上にいる6人は、2001~06年に246本塁打のアレックス・カブレラ、2003~08年に240本塁打のタイロン・ウッズ、1999~2004年に223本塁打のロベルト・ペタジーニ、1988~93年に214本塁打のラルフ・ブライアント、1983~88年に202本塁打のランディ・バース、1970~75年に199本塁打のクラレンス・ジョーンズだ。
日本プロ野球の前にメジャーリーグでプレーした選手を除くと、村上の191本塁打は、ウッズの240本塁打に次ぐ。
ウッズは、日本プロ野球でプレーする前に、韓国のOBベアーズ/斗山ベアーズで5シーズンを過ごし、174本のホームランを打った。各シーズンの本数は、1998年が42本、1999年が34本、2000年が39本、2001年が34本、2002年は25本だ。その前のマイナーリーグ時代は、1988年から1997年まで。1997年は、メキシカン・リーグでもプレーした。
日本プロ野球で、最初の6シーズンに170本塁打以上を記録した選手は、以下のとおり。
村上は、1年目の出場が6試合だけ。14打席に立ち、12打数1安打、2四球。初出場の1打席目に記録した、唯一の安打がホームランだ。この年は、二軍で98試合に出場し、17本のホームランを打った。
村上の2年目から6年目まで、5シーズンに190本塁打は、200本塁打のウッズと197本塁打のカブレラに次ぐ。村上の次に多いのは、180本塁打のブライアントだ。
なお、最初の5シーズンに150本塁打以上の選手については、1年前にこちらで書いた。最初の5シーズンと最初の6シーズンを比べると、トップ2はどちらもカブレラとウッズだが、3位以降は変動している。