松井稼頭央が「打席に入る前に」アウトに◆ダブルヘッダーでグランドスラム連発…【5月20日のMLB】
◆2011年5月20日
ボストン・レッドソックスの本拠地、フェンウェイ・パークで、シカゴ・カブスが93年ぶりに試合を行う。1918年9月11日のワールドシリーズ第6戦以来。
◆2009年5月20日
ヒューストン・アストロズの松井稼頭央が、打席に入る前にアウトになる。セシル・クーパー監督からは、打順1番がマイケル・ボーン、2番が松井と告げられていたが、提出したラインナップ・カードは逆になっていて、1回裏にボーンがヒットを打った直後にミルウォーキー・ブルワーズのケン・モッカ監督がアピール。「1番」の松井がアウトとされた。再び打席に立った「2番」のボーンは、四球で出塁し、ランス・バークマンの二塁打で生還した。
◆1999年5月20日
ニューヨーク・メッツのロビン・ベンチュラが、ダブルヘッダーの第1試合と第2試合でそれぞれグランドスラムを打つ。史上初。通算18本の満塁本塁打のうち、これは11本目と12本目。2本目はサヨナラ(1991年7月31日)、6本目と7本目は1試合2本のみならず2イニング連続(1995年9月4日)。また、キャリア最後のホームラン2本は、どちらもグランドスラムだった(2004年8月29日と9月7日)。通算294本塁打。ただ、1999年のリーグ・チャンピオンシップ・シリーズで、第5戦の15回裏に「サヨナラ・グランドスラム」を打った時は、一塁を回ったところでチームメイトの祝福を受けて二塁にはたどり着けず(写真)、記録はシングル・ヒット(単打)に。試合は、三塁からロジャー・セデーニョがホームインした時点で決着した。
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