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【JAZZ】喜多直樹クァルテット Winter in a Vision〜幻の冬〜@東京オペラシティ

富澤えいち音楽ライター/ジャズ評論家
喜多直毅クアルテット・コンサート Winter in a Vision 幻の冬
喜多直毅クアルテット・コンサート Winter in a Vision 幻の冬

“ジャズの醍醐味”と言われているライヴの“予習”をやっちゃおうというヴァーチャルな企画“出掛ける前からジャズ気分”。今回は、日本発のタンゴ革命を巻き起こしているヴァイオリニスト、喜多直毅のコンサート。

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2011年に喜多直樹が結成した四重奏団による初のホール・コンサート。このクァルテットによって2014年10月にリリースされたアルバム『ウィンター・イン・ア・ヴィジョン』の発売記念コンサートとなっている。

日本発の新たなタンゴの潮流を発信

メンバーはそれぞれがタンゴというジャンルを極めている日本を代表する演奏者たち。その結集によって、タンゴをなぞるのではなく、ジャンルという概念を超えて曲の底に潜む“魂”を呼び覚まそうとするのが、このバンドのコンセプトと言えるだろう。

当夜は完全アコースティックな環境での70分一本勝負ということで、ポスト・ピアソラの熱い波動を感じさせてくれる濃密なステージになりそうだ。

会場は東京オペラシティ地下1階のリサイタルホールなのでお間違いなきように。

では、行ってきます!

●公演概要

1月29日(木) 開場19:00/開演19:30

会場:東京オペラシティ リサイタルホール(初台)

出演:喜多直毅(ヴァイオリン)、北村聡(バンドネオン)、三枝伸太郎(ピアノ)、田辺和弘(コントラバス)

♪喜多直毅クアルテットコンサート・2015『聴きどころ&弾きどころ』

Naoki Kita Quartette- Winter in a Vison Concert

音楽ライター/ジャズ評論家

東京生まれ。学生時代に専門誌「ジャズライフ」などでライター活動を開始、ミュージシャンのインタビューやライヴ取材に明け暮れる。専門誌以外にもファッション誌や一般情報誌のジャズ企画で構成や執筆を担当するなど、トレンドとしてのジャズの紹介や分析にも数多く関わる。2004年『ジャズを読む事典』(NHK出版生活人新書)、2012年『頑張らないジャズの聴き方』(ヤマハミュージックメディア)、を上梓。2012年からYahoo!ニュース個人のオーサーとして記事を提供中。2022年文庫版『ジャズの聴き方を見つける本』(ヤマハミュージックHD)。

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