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オンライン英会話が苦手な人にオススメ【文字でネイティブとやり取りする無料アプリ】

鈴木隆矢翻訳家

こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。

私は中学生時代に不登校と引きこもりを経験した極度の人見知りなのですが、人見知りの人はオンライン英会話で海外の方と英語で話すのが苦手な人が多いのではないかと思います。

私自身もそうです。私はオンラインで海外の方に日本語を教えているのですが、レッスンの前は毎回鬱になります。

今回はそんな人見知りの英語学習者の方にオススメの英語学習アプリ「HiNative(ハイネイティブ)」をご紹介します。

文字でネイティブとやり取りする無料英語学習アプリ「HiNative」

HiNative は外国語を学んでいる人が、その言語のネイティブに直接質問することができる英語学習アプリです。

HiNative では対面でやり取りするわけではないので、私のような人見知りでも安心して使うことができます。

私が初めて英語のネイティブの方とやり取りしたのは、HiNative でした。

HiNative に登録する

HiNative を使うには、HiNative に登録する必要があります。

HiNative に登録する際には、自分の「母語」と「興味のある言語」を選択する必要があります。

英語を学んでいるなら、「興味のある言語」では「イギリス英語」と「アメリカ英語」を選択しましょう。

ここで「イギリス英語」と「アメリカ英語」を選択すると、HiNative でイギリス英語とアメリカ英語に関する質問ができるようになります。

HiNative で質問する

HiNativeで質問するときには、まず始めに質問のテンプレートを選びます。

※HiNative には一部有料の機能もあります。

質問をするときには、その質問がイギリス英語に関する質問なのかアメリカ英語に関する質問なのかを選択する必要があります。

もしイギリス英語でもアメリカ英語でもどちらでもいいなら、アメリカ英語を選択することをおすすめします。HiNativeにはイギリス英語を話す利用者よりもアメリカ英語を話す利用者の方が多いので、アメリカ英語を選択した方が質問に答えてもらえる可能性が高くなります。

HiNative で質問に答えてもらえなかったときの対処法

HiNative はTwitterとよく似ています。質問を投稿すると、それを見たその言語のネイティブの方がその質問に答えてくれます。

ただ、質問の仕方が悪かったり、質問する時間帯が悪いと、なかなか答えてもらえないこともあります。

質問に答えてもらうコツは、英語で質問することと、アメリカやイギリスの深夜以外の時間帯に質問を投稿することです。

日本語で質問すると日本語が分かる英語話者の方しかその質問に答えられなくなるので、質問に答えてもらえる可能性が低くなります。

また、HiNative ではその質問がイギリス英語の質問かアメリカ英語の質問かを選択しなければならないのですが、アメリカ英語の質問を選択した場合にはアメリカ時間の深夜に投稿することは避けましょう。

そして、イギリス英語の質問を選択した場合には、イギリスの深夜の時間帯に質問をするのは避けましょう。

Twitterでも深夜に投稿したり、意味の分からないツイートをすると、「いいね」がつかないということがありますが、HiNative も同じです。

日本語の質問に答えてHiNativeに恩返し

HiNative は日本語を勉強している海外の方も多く利用しておりますので、海外の方の日本語に関する質問に英語で答えてみるのもいいと思います。

私も HiNative への恩返しのつもりで、よく日本語の質問に答えていました。

英語で質問をしたり英語で質問に答えたり、というのは簡単ではないですが、簡単ではないのですごく良い英語の練習になります。

【まとめ】文字でネイティブとやり取りする無料英語学習アプリ

今回は人見知りの方でも安心して利用できる無料の英語学習アプリ「HiNative」についてご紹介しました。

HiNative は、英語の質問をすること以外にも、過去の質問を検索するなど英語学習にいろいろな形で利用することができます。それについては、私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『【社会人におすすめ】お金をかけない英語の独学勉強法』(外部リンク)という記事で詳しくご紹介しておりますので、興味のある方はそちらをご覧ください。

また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『【英文法の勉強法】英語で文章を作るための2つのルール(初心者向け)』(外部リンク)という記事では、英語初心者の方に向けて、英語の基本的な文章の作り方について解説しております。興味のある方はそちらもご覧ください。

お読みいただきありがとうございました!

翻訳家

JTFほんやく検定1級翻訳士。2014年より翻訳家。中学1年から約10年間ひきこもりを経験、その後土木作業員を経て翻訳家に。静岡県出身。

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