ブラタモリ鎌倉再放送 タモリさんが訪ねたそば屋「土手」はいま
関東圏の穴場ずらし旅の愛好家、とらべるじゃーな!です。
2月1日の深夜、2015年放映のブラタモリ鎌倉編(#5)が9年ぶりに再放送されました。
タモリさんが、番組で訪ねたのは、鎌倉の材木座海岸の南のすみ。干潮時には、石垣のようなものが浮かんできます。
これは、鎌倉幕府が港を作った名残りで、和賀江嶋(わかえじま/わかえのしま)と呼ばれます。港はわずか1か月で完成し、幕府の権勢がうかがえます。
現在は、ウインドサーフィンが盛んで、カフェなどが入る材木座テラスもオープンしています。
鎌倉時代に港ができた影響で、海岸線の潮の流れが変化し、鎌倉の海沿いには砂丘ができました。
材木座一帯で一番高い場所が、写真の辺り。その名も「そば処土手」をタモリさんは訪ねています。
ブラタモリは紀行番組ですが、飲食店を訪ねるのは極めて珍しく、そのネーミングからの大抜擢です。
地元向けのそば屋さん。店内は改装したてのような美しさですが、番組初回放映の2015年頃とほとんど変わっていないそうです。
ブラタモリのロケでは時間がなく、食事は取っていないそうで、力うどんを選んでみました。
もちは、海苔をまいてさらに揚げてあり丁寧。卵焼きが、地元向けらしいところ。かまぼこは飾り切りでした。
この丁寧さが、お客さんを呼んでいるようです。ランチが高い鎌倉にあって、観光にもおすすめです。
こちらは2015年頃のそば処土手。看板の字体が変わった以外、ほとんど変化はありませんでした。
正面に材木座海岸が見えます。鎌倉時代には、船が行き来し、荷下ろしの活気に満ちていた場所です。
2015年放映のブラタモリ鎌倉編#5(先日再放送)および#6のロケ地は下のページで確認できます。
【ブラタモリ鎌倉 2015年版・全ロケ地】「隠れた地形」から探る鎌倉の成り立ち#5・6(とらべるじゃーな!)
2月3・10日に放映予定の2024年度版のブラタモリ鎌倉編のロケが予想される場所は以下にあります。
【ブラタモリ鎌倉編・全ロケ地】源頼朝「幻の鎌倉」から北条氏ゆかりのお寺まで#260・261(とらべるじゃーな!)
そば処土手
鎌倉市材木座6-3-29(地図)
アクセス 鎌倉駅からバス(京急バス鎌40系統)7分、材木座下車
(レンタサイクルも便利です)
電話0467-23-3065
営業時間 11:30~15:30、17:00~20:00
定休 月曜
駐車場 1台
テーブル 28席