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天皇ご一家の素顔が伝わってくる、動物とのふれあい #専門家のまとめ

つげのり子放送作家、ノンフィクション作家(テーマ:皇室)
天皇ご一家(写真・毎日新聞社/アフロ)

来月、天皇皇后両陛下は地方公務のため、佐賀県、岐阜県を訪問され、日にちは違うが愛子さまも佐賀県を訪問される予定だ。秋には恒例の園遊会などもあり、スケジュール的に忙しくなられることだろう。

その前に、天皇ご一家は今月12日~19日の間、那須で静養し、滞在中にはご家族3人で那須どうぶつ王国で楽しいひとときを過ごされた。平成18年からコロナ禍をのぞいて、毎年のように訪問されてきたことから、ご一家にとって心からくつろげるお気に入りの場所なのかもしれない。

ここには、天皇ご一家のどんなエピソードが刻まれているのだろうか?

ココがポイント

雅子さまは目の前のフタコブラクダをご覧になり、「ラクダに乗りたいです」とおっしゃった
出典:Yahoo!ニュース エキスパート つげのり子 2023/8/28(月)

ご一家の「カメラ担当」は陛下だ。雅子さまと愛子さまの楽しげな表情を目にすると、ずっとカメラを抱えておふたりを撮影
出典:AERA.dot  2024/09/15(日)

愛子さまが“巨大蝶ネクタイ”姿で談笑!4年ぶりご静養先で目撃したランチタイムのお楽しみ
出典:女性自身 2023/09/05(火)

愛子さまが両陛下と那須再訪で「高貴な女性という感じ」動物との触れ合いで一般客が感動した“神対応”
出典:週刊女性 2024/9/27(金)

エキスパートの補足・見解

皇室の方々にとってご静養は、日頃のお疲れを癒やし、新たな英気を養われる機会である。天皇ご一家にとって、那須どうぶつ王国はたくさんの動物たちと触れ合い、心が解放される特別な空間なのだろう。

筆者は拙書『素顔の雅子さま』(河出書房新社)を執筆するにあたって、令和元年に取材に行ったが、実際に訪れてみて、間近で接する動物たちの可愛さにすっかり魅了されてしまった。

天皇ご一家が那須どうぶつ王国で過ごされたエピソードをたどっていくと、愛子さまのご成長ぶりも見えてくる。最初に訪問した時は幼稚園生だったが、今では社会人となって、一般のお客さんたちへの対応からも、大人になられたことが感じられる。

ご一家の仲睦まじさも印象的である。そこには、普通のご家族と何変わりない、楽しい時間が流れているようだ。

両陛下も愛子さまも、来月からは公務などで多忙な日々を送られるが、ご静養中に動物たちの屈託のない元気な姿に触れ、パワーを充電されたのではないだろうか。

放送作家、ノンフィクション作家(テーマ:皇室)

2001年の愛子内親王ご誕生以来、皇室番組に携わり、テレビ東京・BSテレ東で放送中の「皇室の窓」で構成を担当。皇室研究をライフワークとしている。西武文理大学非常勤講師。日本放送作家協会、日本脚本家連盟、日本メディア学会会員。著書に『天皇家250年の血脈』(KADOKAWA)、『素顔の美智子さま』『素顔の雅子さま』『佳子さまの素顔』(河出書房新社)、『女帝のいた時代』(自由国民社)、構成に『天皇陛下のプロポーズ』(小学館、著者・織田和雄)などがある。

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